- Enzo Furuetti Museum
- 5F CD - JAZZ / WORLD Music
- Solstice / Ralph Towner
Solstice / Ralph Towner
ECMレーベルってハズレなしの宝くじみたいなものなのかな?と時々思います。その筋では支持者も多いと感じるRalph Townerですが、初めて聴くまで長い時間かかりました。結局このアルバム1枚しか持っていないのですが、これ1枚でイイわと思わせる美しい音の詰まった作品です。
1曲目の "Oceanus" が白眉ですが、主役のギターよりも他の3人のインタープレイが格好良すぎて耳が持っていかれます。Ralph Townerはアメリカ人ですがサポートの3人のお陰で(?)サウンドは完全に北欧の色付けがなされているようです。(時々主役を食ってしまう程の)スペーシーなsaxが目立ちますが、細かなパッセージのベースとドラムの繊細さが美しいですね。
BGM向きでもなく、一人の夜にじっくり浸るアルバムです。
Ralph Towner – 12-string and classical guitar, piano
Jan Garbarek – tenor and soprano saxophone, flute
Eberhard Weber – bass, cello
Jon Christensen – drums, percussion