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Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band / The Beatles (UK 2EMI)
ほんと不思議なアルバム。あまり好きではない時期もあり、ものすごく好きになる時期もある。ただ、好きの度合いに関わらずサウンド自体に毎回驚き、そして新たな発見がある。きっとこのレコードの溝に刻まれた全ての芸術を理解することはないのかも知れない。そこにこのアルバムの魅力があるのかも。 最近読んだジェフ・エメリック本でその舞台裏が少し皆見えて、手が出ないUKオリジナル盤を回避して(笑)この再発の2EMIを買った、ら、ん?なかなか良い。サウンドが明るい?解像度高めの方向なのか、モノラルとは違う魅力があるし、US盤も悪くないことが確認できた。僕の持ってるUS盤はランアウト無音だけど(笑) A Little Help From My Friendの出だしのリンゴのボーカルのリアリティ、Within You Without Youの打楽器の力強さ、Sgt Pepper's Repriseのスタジオ1の残響、そして傑作A Day In The Lifeのリンゴのプレイ、聴きどころは無限にある。CDと行ったり来たりして比較するのも楽しいし、モノラルと比較するのも楽しい。 再発のプレス年がわからないけど、まあいいか(笑) US盤 https://muuseo.com/katsutoshi..furue/items/146
YEX 637-2 / YEX 638-3 HTM Rock PARLOPHONE / EMIFuruetti
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The Long Run / Eagles
UKロックを聴いた後に、ターンテーブルにイーグルスを載せると「ああ、アメリカ、西海岸か」というのをまざまざと感じさせられる。説明不用の人気バンドだからか、そんなに熱心に聴いて来なかった。リマスターCDを500円くらいで買ってBGMにするのは簡単だけど、70年代のウエストコーストロックってもうちょいちゃんと向き合って聴いてたいので、 レコードで 帯にある「直輸入原盤プレス!」 に惹かれて国内盤で 買ってみたら、これがもう僕的には十分なサウンドだった。 このアルバム、 A面ラストのKING OF HOLLYWOOD B面ラストのTHE SAD CAFE が、とても映像を喚起させる展開の曲で、この2曲を中心にアルバムが構成されている気がする。I can't tell you whyが昔好きだったけど、やっぱり今も良かった。でもこれはアルバム全部良いよ、サッドカフェで締めてこそ感動もひとしお、な気がします。 ところで、直輸入原盤、というのはメタルマスターのことなのかな?
P-10600Y1 / P-10600Y2 NEVER LET YOUR MONSTER LAY DOWN / FROM THE POLACK WHO SAILED NORTH Rock 5E-508A 2L-A-7 / 5E-508-B L-D-8Furuetti
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The Beatles 1967-1970 (UK)
赤盤はドイツDMMで買ったけど、青盤はUKで聴いてみたかった。しかもシングル界隈の僕の好きな曲もたくさん Strawberry Fields Forever Revolution The Ballad of John and Yoko Don't let me down Old Brown Shoe 入っているアルバムということもあって、やっぱり聴いてみたい。あ、CDは前から持っていて愛聴してますけどね。で、今や高騰しているビートルズアナログ(涙)の中でも割とリーズナブルに買える赤盤青盤だから、状態が良ければいつでも確保!と思ってはや1年くらい、、、まあUKモノラルとかに予算ゴッソリ持っていかれたりもしてますから時間はかかるのだ。 感想、これは良い。(盤質も良かった!)CDがマッチョ過ぎると感じるくらい音のバランスが違う。Old Brown ShoeのPaulのベースなんかも、あ、これが元々のバランス具合か〜と比較できたし、ジョンとヨーコのバラードも然り。レコードの音も知って、CDも聴く。なんて贅沢な趣味(笑) ベスト盤はあんまり好きじゃないとか言いつつ、こうやって聴くと「ビートルズ傑作の嵐やな」と感動する。当たり前かも知れんけど(笑)
YEX 909-9-1-2 / YEX 910-7-1-2 / YEX 911-7-1-3 / YEX 912-6-1-3 HTM Rock Apple RecordsFuruetti
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Magical Mystery Tour (US)
どれを買えば良いのか迷うアルバムの筆頭マジカルミステリーツアー。そもそも中学生の頃はマジカルとサブマリンはout of 眼中で興味がなかったからアルバムも買っていなかった(はず)。まあ勿体無いことした。でもこれはお酒と一緒で大人になってわかる味なのかも知れない。 ということで、US Capitalレインボーレーベルを試したくなって購入。国内盤EASでもいいのかもと迷ったんだけど、先にこっちを聴く事にした! 針を下ろすと、、、なんじゃこりゃ!CDともEPとも違う音のバランス。派手ですな〜USA。I am the walrus出だしのメロトロンが4回鳴ることが新鮮。スネアとバスドラの音が小さい、その代わりボーカルが強い、特にStrawberry fields foreverはJohnのボーカルがぽっかりと宙に浮いて「歌!」という感じ、そしてLet me take you down cause I'm going to〜のテープeditがよりハッキリとわかる。そしてそして、一旦フェードアウトする際に小さくなっていくピアノのタ〜ンタ〜ンタ〜ンタ〜ンが再びフェードインするまでしっかりと聞こえ続けるレベルで収められているのも初めての体験。この曲も最後のstrawberry fields forever, starawberry fields forever, strawberry fields forever繰り返しのところのバスドラの音が全然小さい。う〜ん、ここはしっかりと鳴らしてもらいたいとこなんだけど。 楽しいアルバム。これからもたくさん聴こう。国内盤も買ってみよう。 全曲そうだけど曲間がめっちゃ短い、というかほとんど次の曲と繋がっている。サントラだから?(笑)
A21 / B24 SMAL-1-2835-A21 / SMAL-2-2835-B24 Rock Capitol RecordsFuruetti
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Pipes of Peace / Paul McCartney (US)
Tug of warとPipes of peaceどっちが好きか? Here today対So bad Stevie Wonder対Michael Jackson なかなか悩ましい課題を出してくれます、Paul様。 そんなある日、US盤がHypeステッカー付きで3桁プライスで置いてあって、なんか気付いたら買ってた(笑)UK盤持ってるのに、、、なにやってんだか。 いやしかし80年代にもなるとUKもUSそんな違わないでしょ、と思いきや、 まあまあ違うとこあり(笑) UKは音場の横の広がりがUSに比べて全然広い。タイトル曲のイントロのSEで顕著に違う。USはボーカル重視の印象かな?まあでもそんな細かいこと途中で忘れるくらい曲がヨイ!Paulの声がヨイ! そしてプロデュースはGeorge MartinでエンジニアはGeoff Emerick、間違いないですね。 UK盤の紹介はこちら https://muuseo.com/katsutoshi..furue/items/136
1A / 1A AL 39149-1A / BL 39149-1A Rock MPL / Columbia RecordsFuruetti
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Somewhere in England / George Harrison (US)
Georgeのソロを聴きたいと思う今日この頃、ユニオンでパタパタやっていたらUS未開封シールドがヒョイっと現れた。ジャケットカットされてるんだけど、ま、ヨシとしようと連れて帰った。 色々と不遇のアルバムみたいだけど、聴き始めてすぐにこの頃のGeorgeのソロ作品のサウンドが鳴り響いて心地よい!All those years agoはもちろん、That which I have lostのスライドギターも良い感じ。SEにビックリするSave the worldのようなシリアスな内容の曲も、サラリと歌ってしまうのもJohnとは違うところ。このアルバム、Ray Kooper共同プロデュースでホーンアレンジありオリエンタル色ありと色々と入っているのも良いポイントだし、何よりGeorgeのボーカルがしっかり聴けるのが良い。 横顔のジャケットで曲も違うリブロ盤も聴いてみたいな。 ところで、インナースリーブの鍼灸治療中?の写真がシュールで笑えるのだけど、何でこの写真にしたのか(笑) https://youtu.be/eNL40ql4CYk?si=OSLJhVljTU4xE7QG #georgeharrison
DHK-1-3492-RE1 SR2 O-1 SM3-2 EDP M1 SF1 SM1 SP / DHK-2-3492-RE1 SR1 Rock DARK HORSEFuruetti
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Tug of War / Paul McCartney (US Original)
TOSHIBA EMI盤でヨシとしていたつもりが、、USオリジナル状態ヨイものが目に留まり、しかも1,000円以下だし、、、いや、まて、以前自分でも比較してみたいぞと言ってたぞ(笑) うーむ、僕のなんちゃって耳レベルだと、これはUS盤の方がヨイ、Paulのボーカルが太いというか実在感が強い。でも国内盤に変えると、これが悪くない、ステレオの広がりはこっちの方がスピーカーの外まで広がる感じ、がストリングス部分では全体的に薄っぺらさを感じる。んが、Ballroom Dancingなんかではどっちがどっちとか気にならない。ところで最近ではめったに聴けなくなったPaulの全力シャウトが聴けるのが嬉しいBallroom Dancingです。 こうやってガッツリ聴くと、あらためて思う、Tug of War名盤だ! ところで、runout部分にあるこの❤️マークみたいなのは何じゃらほい? TOSHIBA EMI盤のポスト https://muuseo.com/katsutoshi..furue/items/180
AL-37462-1J COLUMBIA NY PUSHING+PULLING / BL-37462-1L COLUMBIA NY PUSHING+PULLING Rock MPL / ColumbiaFuruetti
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Oranges & Lemons / XTC (US)
post Beatles時代の音楽でELOと同じく避けて通れないのがこのXTC。な〜んて昔はそんなこと知らんかったわ(笑)大学生の終わりに初めてちゃんと聴いた曲が、このアルバムに入っている「The mayor of Simpleton」だった。これは当時の友人が就職で大阪から東京に行く僕のために作ってくれたベスト盤カセット(!)に入っていた1曲だったのだけれど、1度聴いたら忘れられないメロディアスでポップさ全開の曲だったこともあり、後年CDで買って聴いてきた。 で、オーディオもレコードも再開して、しかもBeatles大ブーム(笑)が訪れたせいで、こいつはレコードで聴いてみたい!と思って先ずは件のOranges & Lemonsを購入。XTCの活動期になると録音技術もBeatlesの時代から相当進化しているのでUKとかUSとか日本とかどれくらい違いが出るのか全くわからんので、とにかく入手しやすくて程度の良いものを買ってみたら、 これが大当たり。 このアルバム、サウンドが3次元的に広がって、上にも横にも定位するし、たくさん使われている楽器の音がこれでもかと押し寄せてくる。のだけれど楽曲がそれに埋もれないレベルで素晴らしいので、聴いていて本当に楽しい。もう2枚組を忘れるくらい全曲素晴らしく楽しめる、けどやはりMayor of Simpletonの出色の出来を聴いてもらいたい。このサビ考えたアンディ天才だ。 ところで、このアルバムジャケット、Beatlesのアレをイメージさせるんですよね。意図的なのかたまたまなのか。 XTC、侮れない。他のアルバムも買おう。 https://youtu.be/L6FObPezIAk?si=aKqftwupopaN_cev
GHS-24218-A-SH2 B-34158-SH2 Δ23775 Precision 1-1 / GHS-24218-B-SH1 DMM B-34159-SH1 Δ23775-X Precision / GHS 24218-C-SH1 DMM B-34160-SH1 Δ23776 1-1 Precision / GHS 24218-D-SH1 DMM B-34161-SH1 Δ23776-X Precision 1-1 Rock Geffen RecordsFuruetti
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Rubber Soul / The Beatles (Mono, 2014 Remaster)
結局、以前オークションで手に入れたUKオリジナルMONOは鑑定の結果(笑)盤が悪すぎて歪みやビビりがでるものだというのがわかり手放してしまった。 かと言ってガチの良盤を探すとなるとバジェットが、、、ということでいったん落ち着こう自分!と言い聞かせ静観してたら、この2014年リマスターMONOというのが目に留まり調べてみると「結構ヨイ」ということらしく、それなら買える&ほぼ新品、という誘惑に抗えず手に入れてしまった、、、が これはヨイ。なんか初めてちゃんとRubber Soulの良さを聴けた気がする。オリジナルマスターテープからのアナログリマスター?だからなのか全く別物という感じがしなくて曲に集中できるのです。いやしかし名曲多し。Drive my carはもちろん、オーラス前のIf I needed someoneもそうだしNowhere manのコーラスの美しさ&Paulのベース、Michellも歪まないぞ(笑) このアルバムも聴けば聴くほどまだまだ発見がありそうだな〜
Rock UNIVERSAL INTERNATIONAL 1960年代Furuetti
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Minute by Minute / The Doobie Brothers (US)
なんとなくのめり込めないバンドが、マイケル・マクドナルドのキーボードを主役に持ってきたことで、いや、リードヴォーカルもか、全く違う洗練されたバンドとして生まれ変わりこんな名作を作り出した。「こんなAORチックなのはDoobieじゃない!」と否定する人も多いらしいけど僕はコレが大好きだ。A面トップのイントロのキーボードからワクワクする。そして稀代の名曲What a Fool Believesが続き完全にノックアウトされる。 ところで私的オリジナルを超えるカバーとして、Matt BiancoのWhat a Fool Believesは皆に是非聴いてもらいたい。某TV CMに使われたのも本家ではなくカバーというのも納得の素晴らしいカバーです。 さて、マイケル・マクドナルドとパット・シモンズが入れ替わりながらリードヴォーカルをとりマイケルのスモーキーな歌一辺倒にならないのもこのアルバムの良さ。B面にはカントリーロックなインスト曲もあり飽きさせない仕掛けも入っている。いやしかしタイトル曲のイントロのカッコいいこと。後年にSing Like Talkingの佐藤竹善さんがこのイントロのオマージュを演るのに、いや、演れるようになるのに長い年月がかかってやっと叶ったというエピソードを聞き、さらに好きになった。 今回初めてUSオリジナル盤で聴くことが出来て、最初に買ったCDではアッサリ味だった部分に厚みがあり、違う音色、音場の広がりがとても良いなと思ったので、これからはレコードで聴こうと思う。 #DoobieBrothers #ドゥービーブラザーズ #whatafoolbelieves
BSK-1-3193-RE2 LW1 Δ24832 MR / BSK-2-3193-RE1-LW? Δ24832 MR ① Rock Warner Bros. RecordsFuruetti
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バカンスはいつも雨 / 杉真理
ある雨の日のスーパーマーケット。 ふと聞こえてきた店内BGMに聴き覚えが、、、 「〜いつもレイレイレー🎵」 あー、杉真理さんの。あー、いい曲。 んで、次に流れてきたのが森高千里さんの雨。スーパーわかりやすいな(笑) それからいてもたってもいられなくなり、気付いたらシングル盤を手に入れてました。 え!こんないい曲だったっけ?(すいません)いや素晴らしい、音も良い!まさにビートルズ愛200%の杉さんらしい80年代POPSに仕上がっています。2分46秒ってのがまたね、初期のビートルズは3分以内ですからね。 しかしまあサウンドはイントロI should have known betterからのアウトロPlease please me、にしか聴こえない(嬉)何回もリピートしてしまいます! B面がまた、Paulの弾き語りのようなアコースティックバラードで良いんですよ。 これが300円以下で楽しめちゃっていいのか!? #杉真理 #ビートルズ #雨の曲
POPS CBS ソニー 日本Furuetti
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Time Passages / Al Stewart
全くノーマークだった、Al Stewart。お名前は時々聞いていたものの、今の今まで作品に触れることがなかった、、、Produced by Alan Personsというのが目に留まり、どうしても聴いて見たくなった。 はて、こんなにも心穏やかにアルバム通して聴ける作品って最近あったっけ? 曲良し、歌よし、アレンジよし。ドラマチックでスケールの大きな曲なんかはAlan Persons Projectっぽさが出ていると言えば出ているのだけれど、曲負けしないAl Stewartの醸し出す雰囲気が本当によい。ああ、音楽っていいよね、と思わせてくれる素敵なアルバムだ、これは。 1曲目のTime Passagesが好きだったらこのアルバムは買いです。 https://youtu.be/Q2g0hrrKLNw?si=eqZgbH8bQDEIfrLj #alstewart #alanpersons
Rock Arista Records USAFuruetti
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Is this what you want? / Jackie Lomax
これが全くチャートインしなかった? もしそうだとしたら70年代に入ろうかという時の1969年というのはどれだけ沢山の名曲、アルバムがリリースされたのだろうか。埋もれておくにはホントに勿体ない作品だと思う。元々はビートルズのEsherデモのGeorgeの曲Sour milk seaで知ったJackie Lomax、なんちゅう魅力的なシンガーだ。 時折Van Morrisonを彷彿とさせるソウルフルな歌い方が素敵だ。 1曲目のSpeak to meのイントロが流れた瞬間から「あー、これこれ!」と心のツボにハマるサウンド、で、2曲目タイトル曲のIs this what you want?あれ、あれれ?をいをい、I am the walrus?(笑)いや、ヨイよ、すごくヨイ! さてメインイベントの5曲目Sour milk sea、おおお!カッコいい〜、これは納得の出来。バックがビートルズ➕クラプトンってビビりますね。いや素晴らしい、そして曲のエンディング、これがGet backの元ネタとなったアレですね〜 全曲感想文書きたいくらいですが、アルバム全曲とても良くて何度でも聴きたくなります。Georgeグッジョブ! このアルバム教えてもらって感謝!
Rock 東芝EMI (Apple Corps) 日本Furuetti
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Third Stage / Boston
世はシンセサイザー、ドラムマシン、YAMAHA DX-7の音しかしないと言われていた80年代半ばにおいても尚、人間による演奏のみ、フルアナログレコーディングで作り上げられた職人ミュージック。前2作を知らない高校生だった僕は、友達に借りたこのレコードのサウンドに痺れてカセットにダビングして聞きまくった。A-1アマンダのアコギのイントロでもう気持ちが持っていかれ、2曲目のWe're readyのカッコ良さに鳥肌が立ち、B面はCan'tcha sayからのStill in loveの流れに涙ぐみ、壮大なスペイシーサウンドにノックアウトされたのです。解説に、録音へのこだわりポイントが書いてあり、24トラックの2台のテープデッキを機械ではなく人力でシンクロさせたと書いてある、恐るべし。
Rock WARNER-PIONEER / MCA Records 日本Furuetti
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Pearl / Janis Joplin
聴かずに来てしまった超名盤のひとつ。 暑苦しいだけのものかと先入観だったかな。 蓋を開けてみれば素晴らしいBlues Rockで、彼女の歌の上手さに圧倒されました。CMで皆んな知ってるA-1とA-2は文句なしに格好良い。初めてちゃんと対峙してわかった歌と演奏のクオリティの高さよ。B-3のアカペラにも驚いた。メルセデスベンツは英語でこう発音するんだな。これは、名盤認定!(あ、既に認定されてますね笑) オリジナルは1971年。 これはこの美しいジャケット写真のためにレコードで買わないといけないと思う。CDのちっちゃい写真じゃ興醒めだ。A-4がインストなのは彼女の突然の死によって歌入れ出来なかったからとか。そう、彼女も27クラブ。 買ったのはオリジナルマスターテープからの2012年リマスター盤だけど、おそらく元の音源もそんなにワイドレンジでは無いのかな?USオリジナルとの比較を宿題にしよう。 #janisjoplin #27club
29705 1A / 29705 1B Rock Columbia RecordsFuruetti