Willie Nelson / My Way

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(2018)
2016年から3年連続で年に2枚のアルバムをリリースしているウィリー・ネルソンの68枚目のアルバム。バディ・キャノンとマット・ローリングスのプロデュース。
このアルバムでは、数多くのフランク・シナトラのレパートリーの中から11曲が歌われている。オーケストラをバックに演奏しているのだが、ディーン・パークス(g)とマット・ローリングス(key)に、クレジットを見ないで聴いていて気付いた、個人的にお気に入りのジェイ・ベルローズ(ds)とデヴィッド・ピルチ(b)のリズム隊の核となるバンドがいい。そして声量があるって感じではないのだが、ネルソンの歌心が強烈に響いてくる。
ラストに収録されているタイトル曲の“My Way”がホントにいい。そんなに好きな曲では無かったのだが、ネルソンの歌声といい感じでシンクロしてくる、ミッキー・ラファエルのハーモニカが泣かせてくれる。
残念ながら、このアルバムもCD屋ではカントリーのコーナーに置かれているようだが、ジャズのコーナーにあってもおかしくないと思う…。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Fly Me to the Moon
02. Summer Wind
03. One for My Baby (And One More for the Road)
04. A Foggy Day
05. It Was a Very Good Year
06. Blue Moon
07. I'll Be Around
08. Night and Day
09. What Is This Thing Called Love
10. Young at Heart
11. My Way

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