近鉄 6800系

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■実車について
 南大阪線用の高性能通勤車として1957年に登場した。各駅停車用として開発されMMユニット・オール電動車方式により起動加速度4.0km/h/s・減速度4.5km/h/sを実現し、旧型車で運行される急行や準急のダイヤの間を高加速で縫って走る姿がうさぎを連想させることから「ラビットカー」(Rabbit Car)というニックネームが付けられました。モ6800系は2両1編成と増結用の単独Mからなる。2両編成は大阪阿部野橋寄りからモ6800偶数車(Mc)-モ6800奇数車 (Mc) と編成を組む。単独Mはモ6850型。
 車体は全長20mとし両開きドアが片側4ヵ所設けられ、2連一組のバランサー付き下降窓を採用する等、以後の近鉄電車の標準となる車両として製造された。床下機器の組み立てがまだできていません。

■模型について
 GMのショップCROSSPOINTブランドでKITとして模型化されました。また、模型化に際して台車も発売されるなど力が入っていました。GMが発売するKITよりは割高で有ったが、3セット購入して完成させたのはこの1編成のみです。
 この編成は、マルーン時代として製作しました。GMが発売する近鉄のKITの床下は特急電車も含めてすべて同じものが付属しております。時代とともに床下機器には変化が有り、特に高性能車として登場した初期の形式はまだ標準化もされていないので床下機器配置は相当異なります。当時の機器に全く合わすことは困難ですが、それなりに雰囲気が出せるように切り継いで配置しました。

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