- junichi.kitamura Museum
- 2F Nゲージ 近鉄一般車両の展示フロアー
- 近鉄 2400系 2401F
近鉄 2400系 2401F
■実車について
1966年に登場した大阪線用の、2両編成の(Mc-Tc)車両です。2400系以前は、125kWモーターを4基搭載し、MT比2対1として製造されていましたが、2400系から155kWモーターを搭載して、MT比1対1としも山岳線の走行が可能としました。世の中はちょうど高度成長期で、毎年のように新しい技術が開発されていた時期でもあり、カマボコ型ベンチレーターと空調装置は扇風機を搭載していた2400系はわずか6編成で製造が打ち切られ、扇風機をラインデリアに仕様変更した2410系と3連、4連編成対応に見直された2430系に移行された。
■模型について
トミーテックから鉄道コレクション第28弾として発売されました。オリジナルは、2405-2505編成。模型の出来映えは良いとは言えません。まず、マルーンの色は明るすぎます。同じトミーテックから発売された900系は非常に暗い色をしており、どちらも極端すぎる色調です。また、近くで見るとマルーンの塗装?印刷?が一度ではなく場所を分けて2回行っいるとみられ、つなぎ目は2度塗りのようになり色が濃くなっていたり、塗装の厚みで凸凹しています。マイクロエース車の製品とは大きく異なります。製品の金額が違うことは理解するのですがそれでもよくない仕上がりですね。
6編成購入し、2401Fから2406編成まですべての編成に番号を交換しました。手順は、プラスチック消しゴムを使用して番号を消します。前面の窓上にある番号は、240または250は残し末尾の数字のみ消します。番号を消すときには、マスキングテープで番号以外の部分は保護します。前面窓部の数字を消したときマルーンも薄くなりますので調色した塗料を薄く塗り修正します。次に、グリーンマックス製のインレタを転写し変更する番号に仕立てます。番号の転写が終われば番号の保護のため車体の部品を分解し車体のみにしてクリアーを吹き付けます。分解した部品を再組立てすることで完成します。