京阪 1900系

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■実車について
 1900系は、1963年京阪本線が淀屋橋まで延長するのに備え、サービス向上のため特急を18m車体・転換クロスシート・空気ばね台車に統一するため登場した。
 また、京阪の2代目特急車として1956年から1958年にかけて登場した1810系は車齢が若く、車体長が1900系と同等で、しかも大半が空気ばね台車を装着していたことから、金属ばね台車を装着していた車両を除いて若干の改修を実施した上で1900系へ編入された。
 新規製造された車両と編入車では、車体の統一感はなく両車を連結した編成は、統一感が無いが故の興味深さがあった。
 3000系の登場で一般車に格下げされ一般車の塗色に変更され運用されていたが、2003年に1編成が特急色に戻され運用を行った後、2008年末で全車廃車された。

■模型について
 模型はTOMYTECより鉄道コレクションとして製造され、京阪電鉄が2両編成セットを販売したものと、TOMYTECが3両編成として2種類販売したものがある。
 写真の最初の3両は、3両編成のBセットで、1810系から編入された車両を含んでいる。
 4両目から6両目は、3両編成のAセットで、1900系として新製された車両のみである。
 最後の2両は計は電鉄が販売した2両編成セットである。

 A・Bセットは、パンタグラフを交換してある。

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