『ロクハン大作戦』《アナログレコード》

『ロクハン大作戦 生録の実例とテクニック』録音・監修/石河利之 コロムビアレコード GW7024-5 LP2枚組 1977年頃発売。
これは、音楽之友社より発行されていた、若者向けオーディオ雑誌「ロクハン」誌とFM東京が合同で、ラジカセやテープレコーダーを購入した若者に、何をどのように録るか、録音装置をどう使うかを、録音技術者による教導的な録音実例を集めて収録したものです。帯にも煽り文句がありますね。ジャケットアート担当も「ロクハン」誌と同じく、東芳純氏です。
内容
A01.置時計が10時を打つ
A02.グラスに氷とウィスキーを注ぐ
A03.カナリヤが鳴く
A04.オルゴールが唄う
A05.コーヒーを淹れる
A06.ガラガラと鉄琴
A07.おサルの楽隊
A08.汽車
A09.宇宙音とUFO
A10.電話
A11.柱時計が12時を打つ
A12.目覚まし時計
A13.盲人用懐中時計
A14.湯を沸かすと
A15.キャベツを切る
A16.タマコ焼きを作る
A17.食器洗い
B01.夜明けの虫の音とニワトリの第一声
B02.牛乳配達
B03.保育園に行く子供たち
B04.かーごめ、かごめ
B05.ポコペン遊び
B06.都電荒川線の車内音
B07.踏切付近の車外音
B08.デパート開店風景
B09.エレベーター
B10.デパートおもちゃ売り場
B11.プロ野球の練習風景
B12.矢切の渡し
B13.柴又の飴屋
B14.見世物小屋
B15.諏訪の御柱祭
B16.終電の地下鉄ホーム
B17.下駄の音と犬
B18.帰宅
C01.春 雪解けの水滴-湖岸の流氷と川のせせらぎ-ウグイス-川辺の風物詩-蜜蜂の羽音
C02.夏 カッコウと牛-天売島の海鳥-カエル-夕立と雷鳴-蝉しぐれ-風鈴-線香花火打上花火
C03.秋 カラス-鐘珍皇寺-シシオドシ詩仙堂-虫の合唱
C04.冬 雪原の馬ソリ-雪の足音-霧笛
D01.波の音-フラメンコ（グラナダ）
D02.F-1グランプリ
D03.日本初公開のトラクション・エンジン（蒸気自動車）
D04.蒸気機関車の思い出-急停車-雪の中をゆくSL
D05.イルカの会話-水の中
D06.ゆく年くる年-横浜港の汽笛-知恩院の除夜の鐘
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ロクハン創刊号（1975年５・６月号）

音楽之友社のオーディオ雑誌。SLブームなどと並行して、小型軽量の録音機材（ラジカセ等）が発売されたことによる生録ブームに対応した雑誌です。雑誌名は「録音ハンティング」から来ており、『生録アドベンチャー・マガジン　ロクハン』と分かりやすく題してました。 読者対象は当時中高生だと思われますが、何かとお金のかかるオーディオ趣味でもDo It Yourself（作れるモノは自分で作り出そう）的な考えで野外録音や機材自作に充実した記事を載せてました。 流行や服装や機材は変われども、キャンプ用品紹介など今見ても楽しい紙面だと思います。 （2019/2/22）画像一部差し替え #音楽之友社 #生録ブーム #野外録音 #デンスケ #ラジカセ #オーディオ雑誌 #東芳純

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