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Konica Ⅰ
1948年に発売されたコニカ初の国内向け35㎜レンズシャッター機です。底面貼革にMADE IN OCCUPIED JAPANとあります。1950年にヘキサノン50/2.8付きが追加されました。レア度は国産カメラ図鑑(1985年初版)によります。50/2.8付きのレア度は★★です。
コニカⅠのバリエーションについて説明が必要でしょう。
非常に初期(1946-47年)のⅠ型は戦時中のルビコンX線カメラのボディに初期のコニラピッドシャッター(T、B、1~500)と沈胴式ヘキサー50㎜/ 3.5、アタッチメントサイズ26mmを装着したものです。 シャッター前面のフィニッシュプレートは黒で、上部ファインダーカバーにはKonishirokuのほかにMADE IN OCCUPIED JAPANと刻印されています。また底板の貼革にもMADE IN OCCUPIED JAPANがエンボス加工されています。この初期のブラックフェイス版はごく僅か生産されすべてが輸出されたと思われます。一説には4000台が作られたとあります。(国産カメラ図鑑およびcamerapedia fandomを改編。)レア度★★★★です。
次のシルバーフェイス版、ここに掲載の物(1948年3月)は、32mmのアタッチメントサイズです。ほとんどは、上部にMADE IN OCCUPIED JAPANとされておらず、下部のみにエンボス加工されています。約20,000台生産されたようです。レア度は★★★です。
次のⅠ型(1950年4月)は、Konirapid-Sシャッター(B、1〜500)(Kタイプのフラッシュ接点)を備えています。装着レンズはヘキサーf /3.5またはヘキサノンf / 2.8です。MADE IN OCCUPIED JAPANはどこにも表示されなくなり、底面にMade in Japanとあります。レア度は★★です。
レア度は国産カメラ図鑑(1985年初版)によります。