メガバックスコレクション 仮面ライダー 戦闘員日記 パンフレット

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平成13年(2001年)に東京・築地のブディストホールで上演された劇団「メガバックスコレクション」の舞台「仮面ライダー 戦闘員日記」のパンフレットです。
「仮面ライダー 戦闘員日記」は新人ショッカー戦闘員を主人公に、彼の目から見た戦闘員の日常生活や仮面ライダーとの戦いを描いた“仮面ライダー外伝”ともいうべき内容の舞台作品です。戦闘員だけではなく、蜘蛛男・さそり男・蜂女といった怪人も登場し、主人公の新人戦闘員と蜂女が身分を越えた恋に陥り、それに対しさそり男が嫉妬するなど、何とも衝撃的な内容でありましたが、演出・殺陣をあの岡田勝氏(共同演出:平山亨氏)が手掛けていることもあり、ツボを押さえたアクションや演技に往年のライダーファンも充分満足出来る舞台でした。しかし、何といってもこの舞台の目玉は、「仮面ライダー/一文字隼人」を佐々木剛氏、「ドクトルG」を千波丈太郎氏と、かつてのテレビシリーズと同じ俳優が同じ役を演じている点にあったと思います。「デストロンの大幹部であったドクトルGが何故ショッカーの大幹部なのか?」というツッコミどころはありますが(笑)、オリジナルの俳優が再び当時と同じ役を演じてくれるのはやはりファンにとっては特別な感慨があるもの。劇中では一文字隼人の「お見せしよう!」の変身ポーズはもちろん、独特のイントネーションから繰り出されるドクトルGの「仮面ラ~イダ!」も堪能でき、昭和ライダーファンには何ともいえない至福のひと時でした。
パンフレットの表紙のイラストは「仮面ライダーSPIRITS」でお馴染みの村枝賢一氏によるもので、ちょっと分かりづらいですが、2号ライダーのところに書かれたサインは終演後、ロビーにいた佐々木氏に入れて頂いたものです。

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