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飛鳥新社 馬場さんが、目にしみる ジャイアント馬場への恋文
平成七年十二月十二日 第一刷発行
発行所 株式会社飛鳥新社
平成7年(1995年)に飛鳥新社より刊行された「馬場さんが、目にしみる ジャイアント馬場への恋文」です。
情感溢れる筆致で“馬場プロレス”を語る栃内良氏が名著「馬場派プロレス宣言」以来、13年ぶりに発表したジャイアント馬場の本です。
「馬場派プロレス宣言」では「ジャイアント馬場のプロレスはとてつもない器量を必要とする“超プロレス内プロレス”である」と説き、“過激なプロレス”全盛だった当時のプロレスブームの中で肩身の狭い思いをしていた馬場ファンの溜飲を下げてくれた部分がありましたが、もはや馬場と猪木の対立概念がプロレス界の中心ではなくなった平成において発表されたこの本の中で栃内氏が綴っているのはより深化した、ジャイアント馬場への終わることのない愛です。時にそれは栃内氏の個人的な思いが強く出た“私小説”的なものに映るかも知れませんが、そんな部分も含めて最後まで一気に読ませるエッセイです。
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