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- 4F 怪獣・ヒーローのレトロなソフトビニール人形(ピー・プロ作品)
- マスダヤ サンダーゲイ スタンダードサイズ 当時物
マスダヤ サンダーゲイ スタンダードサイズ 当時物
ゴリ博士が、クジラの体に電気ウナギの特性を持たせたサイボーグ怪獣、サンダーゲイ。
海にいるときは無人島に擬態し、空にいるときはその巨体を人間の目には見えないように出来るなど多彩な能力を持つこの怪獣は、攻撃面にもおいても敵に合わせて体の大きさを自由自在に変えることが出来たり、蓄電した電力を使って強力な放電攻撃をしたりと、一筋縄ではいかない強敵でした。
このエピソードでは、地上の人間には見えないサンダーゲイに挑むスペクトルマンの行動が見どころの一つになっているのですが、初戦ではサンダーゲイの特殊な能力の前に為す術なく完敗、その際、見えない相手に独り相撲を取っているかのようなスペクトルマンの行動によって地上に被害を与えてしまい、ヒーローなのに人々から非難されてしまいます。(特撮ファンの間で有名な珍場面、トラックの運転手に対する「すまん!」はこのとき生まれた迷台詞です)
しかし再戦では、相手のコピーをするサンダーゲイの特性を見抜いたスペクトルマンが一切の行動を停止して砂浜に寝転ぶ、という奇策に打って出ます。これによって同じく行動を停止してしまったサンダーゲイの体内に公害Gメンたちが潜入し、爆弾を仕掛け、サンダーゲイを木端微塵にする訳ですが、おいしいところはGメンたちに譲り、自らはゴリの手下・ラーにいたぶられながら砂浜に寝転び続けたスペクトルマン・・・、普通ならここはヒーローが特訓なり新兵器でリベンジを果たすところでしょうが、他のヒーローものでは見られない感性というか、ピー・プロ節が炸裂していて、非常に印象に残るエピソードでした。
マスダヤのサンダーゲイ。
劇中ではまさに「空飛ぶクジラ」そのままの姿をしていたサンダーゲイですが、こちらは大きな牙が付けられたり、装甲を纏っていたりと、一峰大二の漫画版のイメージでソフビ化されています。
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