河出書房新社 河出文庫 怪獣文学大全

0

一九九八年八月四日 初版発行
発行所 河出書房新社

平成10年(1998年)に河出書房新社の河出文庫から刊行された、「怪獣文学大全」です。
季刊誌「幻想文学」の編集長を務めていた東雅夫氏の編纂による“怪獣”をテーマにしたアンソロジーで、純文学からスラップスティック・コメディ、批評エッセイまで幅広いジャンルの作品が13篇収録されています。中でも『マタンゴ』関連のラインナップが妙に充実していて、原案となったウイリアム・ホープ・ホジスン「闇の声」、それを翻案・小説化した福島正実「マタンゴ」から、橋本治「マタンゴを喰ったな」「更にマタンゴを喰ったな」、大槻ケンヂが筋肉少女帯で歌った「マタンゴ」の詞といった珍作まで収録されていて、マタンゴ好きならば見逃せない一冊です。

#怪獣文学大全 #河出書房新社 #河出文庫 #ゴジラ #モスラ #マタンゴ #東雅夫 #怪獣

Default
  • Animals 16

    Jason1208

    2019/06/01

    『モスラ』の原作『発光妖精とモスラ』読み返していたら、最後に中條博士と花村女史のロマンス(結婚予定)があったりして、驚かされました。^^;

    返信する
    • B6cf967ebcafa336fe0b5e970ad6d9c2

      dape_man

      2019/06/02

      私が原作を読んで驚いたのは、小美人が4人いたことです。原作に忠実に映画化したら、ザ・ピーナッツを合成で4人にしたんですかね?(笑)

      返信する