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B-CLUB ブルマァク復刻版 バラバ スタンダードサイズ 平成物
異次元人ヤプールがアゲハチョウの幼虫(柚子坊)と宇宙怪獣を合成して造り出した超獣、バラバ。
見た目からは柚子坊の要素はほとんど感じられないのですが、デモーニッシュな不気味な顔の上に備えた剣、右手が鉄球で左手が鎌(この両腕に関しては、どちらかというと『ウルトラマンタロウ』に登場するタイラントのほうで有名ですかね)になっている“殺る気満々”のビジュアルが良いですね。まさに二つ名の「殺し屋超獣」に相応しいものであります。
このバラバ、2話に渡る「ゴルゴダ星編」通して登場するメインの超獣なのですが、後編はゴルゴダ星でウルトラ兄弟を苦しめたエースキラーのインパクトの前にやや影が薄くなってしまった感がありますかね。とはいえ、「放射能の雨」に守られながら暴れまわるバラバの姿には禍々しさが横溢していて、個人的には好きな超獣の一体です。
そんなバラバの、B-CLUB製ブルマァク復刻版のソフビ。
こちらもいわゆる幻11体シリーズ(ブルマァク時代に金型まで作られながらお蔵入りになっていた未発売のソフビ群)の一体で、2003年1月に発売されました。
左手が鎌ではなく、ノコギリ状になっているのが残念ですが、その点を除けば良く出来ているソフビではないでしょうか。
ちなみB-CLUBのバラバには、幻11体の金型が発見される前、当時のカタログに掲載された写真を参考にして作られた新規造形版もあるのですが、やはり本家と比べると作りの甘さが目立つシロモノでした。
#ウルトラマンA #ウルトラマンエース #ブルマァク #バンダイ #B-CLUB #円谷プロ #超獣 #ソフビ
A-chan
2020/09/09連続失礼します。
体中に武器を付けた禍々しい超獣ですが、ソフビになると目が可愛いですね♪
ゴルゴダ星編の中でも特に強烈なインパクトを残しているのは、やはり14話に登場するTACの最高責任者・高倉司令官の存在でしょう。
高倉はウルトラ4兄弟が捕らえられているゴルゴダ星を、何の躊躇も無く破壊しようとしました。劇中では理由がはっきり語られていませんでしたが、後の記述からどうもヤプールの本拠地がゴルゴダ星と見たらしいとの事だそうです。・・・が、それにしてもこの判断は・・・
(汗)。
地球にとって、ウルトラ兄弟は数々の危機を命がけで救ってくれた大恩人。本来ならば、こちらも命がけで彼らを救出するのが当然の義務です。マイナス宇宙へ飛べるだけのエンジンを作り出せる科学力があるのなら、ミサイルでは無くロケットでゴルゴダ星へ出向いて4兄弟を拘束している十字架を破壊するか、4兄弟にエネルギーをチャージする方法だのを考え出せたはずです。でも高倉の命令は、あまりにも恩知らずで無慈悲でした・・・。
タカ派軍人の典型的な特徴として、自分こそが地球の英雄になって脚光を浴びたいという願望がありますね。地球の守りの頂点になりたがっている者にとって、もう一つの地球の守り・ウルトラ兄弟はさぞかし目の上のタンコブでありましょう。
私は、こう思うのです。高倉が本当に爆破したかったのは、ゴルゴダ星では無くウルトラ兄弟だったのではないかと・・・(考え過ぎでしょうか?)。
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dape_man
2020/09/10高倉司令官役は名優・山形勲さんでしたね。今思えば、よくこの役を引き受けたなぁ、という感じです。以前、スーフェスのウルトラマンAトークショーで、今野隊員役の山本正明さんがこの14話の撮影の時、現場のピリッとした雰囲気が凄かった、とおっしゃっていたのが印象的です。
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