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講談社コミックス 八つ墓村②
昭和53年7月15日第6刷発行
発行/(株)講談社
迷路のような鍾乳洞、落ち武者伝説を巡る因縁、怪しい双子の老婆・・・、影丸版『八つ墓村』では、本格ミステリーであり、伝奇ロマンでもある『八つ墓村』の魅力が、独特の劇画タッチで効果的に描かれていますが、そういう点では、小説のイメージが視覚によって更に広がる横溝作品の特色を生かした最初の作品といえるのではないでしょうか。そんなところも角川春樹の感性を大いに刺激したのでしょうか、本当ならば角川映画の第一弾は『犬神家の一族』ではなく、『八つ墓村』が予定されていたそうです。
横溝コミカライズの古典であり最高峰。個人的にも、横溝ブームで再販された折に何度も繰り返し読んだ、思い出の漫画です。
#八つ墓村 #横溝正史 #影丸譲也 #金田一耕助 #少年マガジン #講談社
8823hayabusa
2018/10/25横溝氏が倉敷市真備町に疎開していた4年程の間に、地元の人々と仲良くなり(その経緯が面白いのですが)、楽器のチェロ?のケースには人一人が入れるだの、瀬戸内に浮かぶ島に残る因習・・・獄門島のアイディア、そして岡山県北の苫田郡(現在は津山市に合併)の『津山三十人殺し』の話から【八つ墓村】の構想のヒントを得たそうで。
んで、『津山三十人殺し』の現場やら、犯人の都井睦夫の生家(今は跡)も観てきました。 現地の人はいまだに物見遊山で訪れる輩を快く思っていませんし、「横溝は嫌いじゃ!」と言う方もいらっしゃいます。
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dape_man
2018/10/25いまだに現地ではデリケートな問題なんですね...
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