文藝春秋 文春文庫 マルサン-ブルマァクの仕事 鐏三郎おもちゃ道

0

2001年6月10日 第1刷
発行所 株式会社 文藝春秋

平成13年(2001年)に文藝春秋より刊行された「文春文庫 マルサン-ブルマァクの仕事 鐏三郎おもちゃ道」です。1950年代に数々のブリキ玩具やプラモデル、第一次怪獣ブーム期には初のソフビ怪獣を世に送り出したマルサン。そして、マルサン(マルザン)無きあとの第二次怪獣ブーム期に、再びソフビ怪獣を蘇らせたブルマァク。そんな二社と共に歩み、その盛衰を一番近くから見てきた人物、鐏三郎氏の“玩具人生”を、怪獣ソフビコレクターの第一人者・くらじたかし氏が回顧録的にまとめ上げた一冊です。マルサン、ブルマァクといえば今となっては華々しい面ばかりが語られがちですが、倒産という憂き目を見た両社には当然、様々な負の側面もあった訳で、そんな部分も含め、企業の盛衰を描いた内容は読み物としても実に面白いです。
※元々は平成11年(1999年)に「マルサン・ブルマァクを生きた男 鐏三郎おもちゃ道」というタイトルで東西企画から単行本で刊行されたものですが、こちらはそれを改題、加筆した文庫版になります。

#文藝春秋 #くらじたかし #マルサン #マルザン #ブルマァク #ブリキ #プラモデル #ソフビ #怪獣

Default