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ブルマァク カメーバ スタンダードサイズ 当時物
アメーバ状の宇宙生物がマタマタガメに寄生して巨大化した怪獣、カメーバ。
マタマタガメのモデルになったのは、南米に棲息する、頭が大きな三角形で甲羅の中に引っ込めることが出来ないので有名なマタマタですが、実際には似ていません。名前だけ拝借したんでしょうね。
亀の怪獣といえば大映のガメラですが、あちらが火を吐き、ジェット噴射で回転しながら空を飛ぶなど、怪獣映画らしい荒唐無稽な描写が目立ったのに対し、カメーバは徹頭徹尾リアルな生物感にこだわった描写がなされていたと思います。
ブルマァクのカメーバ。
セミエビのようなガニメも着ぐるみに似てないソフビでしたが、このカメーバもかなりのものです。何だかよく判らない、二足歩行のゴツゴツした怪獣になってしまっています。
ただ、似てないからダメ、とは言えないのが当時物怪獣ソフビの妙味でもありまして、このブルマァクのカメーバもこれはこれで愛でてやるのが正解だと思います。今だったら着ぐるみ造形に忠実なカメーバのフィギュアは、他にもある訳ですから。
それにしても、こうしてブルマァクの南海三大怪獣を並べるとゲゾラの造形の良さは際立っていますね。やっぱり人気があるのも頷けます。
#ゴジラ #ブルマァク #東宝 #ソフビ #怪獣
A-chan
2020/09/22こんばんは。
現物とは似ても似つかぬカメーバですが(笑)、見慣れるとなかなか可愛いですね♪他の2匹のソフビもなかなかカッコ良いです。
「決戦!南海の大怪獣」も東宝を代表する怪獣映画ですね。登場する3匹の怪獣達、造形がリアルかつ可愛らしさを感じてしまいます。中でも一番好きなのがカメーバですね。つぶらな大きな瞳が可愛い♪可愛い♪♪
3匹は元々セルジオ島に生息していた小さなイカ・蟹・亀だった訳ですが、それが邪悪なアメーバ宇宙人に憑りつかれ怪獣化してしまいます。途中、島に訪れた一行と遭遇した可愛い亀のなれの果てがカメーバだったとしたら、亀にとって何とも不幸な話です。
終始熱血をスパークさせ捲くっていた、あのヒーロー気取りのカメラマンは「イルカとコウモリと人間の地球生物連合軍が宇宙生物を打ち倒した」的な事をのたまってましたが、イルカはただ周囲を泳いでいただけ、コウモリ達は自分達の身を守る為に宇宙人を攻撃しただけで別に人間に協力した訳では無いです。そこまで地球生物賛歌を歌い上げるなら、この事件で犠牲になった3種類(4匹)の地球生物の事を考えても良さそうですが・・・・・・。
終始渋面の博士にしても「人間には心がある」的な事を仰ってましたが、イカ・蟹・亀だって人間ほど複雑では無いにしても心はあるはずです。彼らだって心を動かされる何か(同種族の呼び声とか)があれば、宇宙人の支配に抵抗していたかもしれません。人間以外の生き物にも心はあるんですよ。
この映画で言わんとしている地球生物賛歌が、何だか上滑りで空々しく感じます。
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dape_man
2020/09/22『決戦!南海の大怪獣』は“最後の古き良き東宝怪獣映画”であると同時に、アメーバ状の宇宙生物が他生物に寄生するという設定から漂ってくる“B級SF”の香りも魅力の一つだと思います。
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