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マルサン エビラ スタンダードサイズ 当時物
昭和ゴジラシリーズの7作目となる『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』。
第1作目から昭和ゴジラシリーズのほとんどを手掛けてきた本多猪四郎監督から福田純監督へバトンタッチされた作品で、南海の孤島を舞台に繰り広げられる無国籍冒険活劇風のストーリーは、本多ゴジラのような重厚さはないものの、アクション物を得意とする福田監督の持ち味が遺憾なく発揮されていて、個人的には好きなゴジラ映画の一つです。
この作品においてゴジラの対戦相手を務めたのがエビラです。エビラは、南海の孤島、レッチ島周辺に棲息している怪獣で、島で暗躍する謎の秘密結社「赤イ竹」の核兵器製造工場から流れ出た放射能の廃液でエビが突然変異的に巨大化した凶悪新怪獣(新凶悪怪獣)。正直、キングギドラの後のゴジラの対戦相手としてはややインパクトが弱いような気もしますが、エビだけでなく、ザリガニやサソリのイメージも付与されたビジュアルには、人間を貪り喰らう、凶悪怪獣の雰囲気は良く出ていたのではないかと思います。
マルサンのエビラ。
特徴的な左右非対称のハサミはしっかりと再現されているものの、見た目が着ぐるみ以上に「ただのエビ」という感じで、知らない人が見たらこれが怪獣のソフビ人形だとは思わないかも知れません(笑)
しかし、鼻筋に黒ラインが入ったエビラには、やっぱりどこか悪そうな雰囲気が漂っていますね。昔はこのタイプのエビラがマルサン1期だと言われていましたが、本当のマルサン1期は、鼻筋にゴールドのラインが入っているらしいです。
#ゴジラ #マルサン #東宝 #ソフビ #怪獣
ハムトシ
2018/04/15確かに、知らない人から見たらエビのソフビですよね^^;
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dape_man
2018/04/15ウチでは、イセエビの代わりとして正月飾りに使っています(嘘)
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A-chan
2020/09/03こんばんは。
こうして見ると、エビラってホント大きいだけのただのエビですね(笑)。でも、真っ暗がりの嵐の中の大きなハサミのシルエットや、フェンシングのようにハサミでゴジラに向かってくる様子はなかなか迫力がありました。
「南海の大決闘」はゴジラが人間と更に触れ合う機会ができる映画ですね。それにしても主役側の面子がツギハギというか寄せ集めというか、金庫破りに漁師の兄弟、遊び人2人と南国少女・・・・・・これだけバラエティーに富んだメンバーはゴジラシリーズでも他に類を見ませんね(笑)。
でも、彼らは不思議とそれぞれの役割を持っているというか、持たされているというか。まるで平和の敵である悪の組織を滅ぼす為に神に選ばれたような存在です。
金庫破り→メンバーのまとめ役、得意の鍵開けと行動力で突破口を開く
漁師の兄弟→メンバーを集める、囚われの島民達に小美人の意図を伝える
遊び人達→アイデアでゴジラとエビラに悪の組織を壊滅させる
南国少女→悪の組織から頂戴したアクセサリーが役立つ、ゴジラとの触れ合い
ゴジラはこの映画でおそらく初めて人間を間近に見る事になるのですが、何と弱そうな生き物かと思ったかもしれません。これを機会にますます人間のテリトリーに介入するのを控えるようになってくれたのだと思います。でも、自分の足元の人間を巻き込むのもお構い無しに攻撃してきた悪の組織には良からぬものを感じたと見えて、徹底的に殲滅してくれましたね。
この南国少女・ダヨは高橋紀子さんという若手の女優さんの代役で水野久美さんが演じたそうで、確かに実年齢より若い雰囲気で演じられてましたね。それなら高橋さんの再挑戦という事で、次作の南国少女・サエコは高橋さんが演じて欲しかったです。
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dape_man
2020/09/05寺田農氏の元奥さんですよね、高橋紀子さん。活動期間は短かったですが、エキゾチックな顔立ちで印象的な女優さんでした。『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』での島娘・ダヨ役は、先に演じた『ウルトラQ』第23話「南海の怒り」での島娘・アニタ役が好評でオファーされたらしいですね。急病で『南海の大決闘』には出演出来なくなったそうですが、もし高橋さんの出演が実現していたらこの映画の評価もまた違ったものになったかも知れませんね。
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