八弦小唄
大阪・心斎橋にあるギターリペアショップ、「八弦小唄」さん。 https://www.8gen-kouta.com/ お付き合いはかれこれ10年くらいになります。 きっかけはレスポール・デラックスのリペイントの依頼。 とあるギターショップさんにイイとこないですか?と尋ねたところ、こちらを紹介されました。 そのときの仕事の良さから、他のギターの調整も全てお任せするようになりました。 実際に市内のギターショップさんから個人さんまで、新品・オールド・中古を問わず日々数多くのリペア・調整の依頼に追われている人気ショップさんです。 店主の加藤くんは気さくな方なので、ざっくばらんに相談すればきっちり返してくれます。ギターでお困りの際は、安心してお問い合わせしてみてください。 でその八弦小唄さん、ギターリペアだけでなくギター製作もやってます。 ギターはSTとTE、ベースもJBとPBを製作されていて単にスペックにこだわって作るというよりも、それぞれの年代にみられる特徴を今のシーンで楽しめるようにパッケージングしてる感じでしょうか。また、近年はオリジナルモデルの展開も始められて、意欲的に活動されてます(アメ村の三木楽器さん、KEYさん、あと島村楽器さんとクロサワ楽器さんでも取り扱いあるようなので、興味がある方は是非✨)。 八弦さんのギターは、「クラフトマン魂の漲る一本」というよりは(ク◯ーズさんやE◯Pさんのオリジナルやオーダーものとはちょっと違う感じ)「もっと気軽に楽しもうよ」という空気のギター作りのように思います。ただし"気軽に"といってもポイントはしっかり押さえていて、決して安っぽいナンちゃってギターにはなっていない。そこが素晴らしいんですよね。 加藤くん曰く「自分が弾き易いギターが、1番イイ音がするギター」というカッコイイお言葉通り、"あなたが楽しめるギターライフを提供します"みたいなスタンスが、私がここのギターを使ってる理由です。 さてさて宣伝はこのくらいにして…😁 "スワンプ・アッシュ"ストラトキャスターです✨ ライトアッシュならテレじゃない?みたいな御意見がでるかもですが、ちょいと経緯がございます。 最初、カスタムメイドのテレキャスをオーダーしようと考えていました。 仕様は、カスタム・デラックスとアメリカン・デラックスを足して2で割ったような感じ。 ライト・アッシュにラージヘッドのローズ指板(22F)、コンターボディにヒールカット、ピックアップはハム2発を直付け、といったもの。 対するカトちゃんの回答は、 「それ、ストラトでえぇんちゃいますぅ?( ゚д゚)」 「まぁ、たしかに…( ゚д゚)、ノントレってオーダーできるの?」 「できますよ(^^)」 「!( ゚д゚)」 って感じで考え直しました。 新たにイメージしたのは、60年代終わりから70年代初め頃のストラトのノントレモデル。 テレちゃんを弾いてから、ハードテイルそれも裏通しの響きが気に入ってしまいまして…^^; まぁ、もちろんボディ形状が違うので同じじゃないですが^^; (カトちゃん、塗装上手いわぁ〜^^) ペグはFチューナー。 ピックアップはリアにハムを載せるので、フロントとセンターは出力をリアに合わせて巻いてもらいました。 リアの抵抗値↓ リア用のヒステリック・PAFです。所謂PAFクローンなので、出力は控えめ。 合わせるフロントとセンターはこんなもん↓ 数値はこれくらいですが、フロントはけっこうパワフルです。センターの抜けも抜群です。 コントロール系は、1ボリューム・1トーン。 セレクターは5ウェイでこんな感じ。 4thポジションではリアがシングルで作動するようになってます。 また、5thではリアハムのトーンコントロールができるようになっています。 ネックはCシェイプ、メイプルのローズ指板。ラウンドボードにしたいところですが、ツバ出し22Fの為にスラブとなっています。 カラーは3トーンサンバースト、ピックガードは黒をチョイス。 洒落たファイルには仕様書と保証書、 ベイシナーのセミハードケース(買うと25000円くらいします^^;)も付属します。 なかなかのルックスでしょ? で、その総重量は… ✨2.88kg❗️✨ ナァ〜イスですねぇ〜💕 素早い立ち上がりで粒立ちもよく、何より倍音がメチャクチャ出てかなり飛び散ります。ミッドローもしっかり出てるかなと。弾き込んでいけば、このあたりのバランスがもっと取れていくだろうと思います。 ストラトの音がしないストラトですが、今後の"熟成"が楽しみな一本です✨^^ #紹介 #参考 #八弦小唄 #私が好きなお店