京都迎賓館

日本を訪れる外国の要人…
これまでは、西洋式に洋館で出迎えてきたのですが、京都に和の迎賓館を、、という高まりを受け、造られたのがこの京都迎賓館。

場所は京都御所の一角。
最初は一般の見学を受け入れてなかったのですが、今では見学OKです。

拝観は予約制。
京都にある宮内庁管轄の施設と同じく、事前の登録が要ります。

しか~し！
直前で海外からの来賓あらば、一般予約はキャンセルされちゃうという、そんな特別な場所でもあり。

初めて見学OK、二度目はキャンセル💦を体験済みでっす。

この迎賓館。。本当にすみずみまでが素晴らしく。
日本文化の極みを尽くした職人技で、目立たずさりげなくそこにある…という凄さに、ため息が出ちゃいます。

例えば入口、正面玄関の扉（2枚目）。
樹齢700年のヒノキを惜しみなく使ってるそう。700年の木を。。。（もったいない→言いますかw😂）

【藤の間】
に飾られる巨大な壁面には、手織りの絨毯で日本の花鳥風月を。
横に数メートル、何人もが横一列で織ったそうで、その時間と手間といい・・・。

【桐の間】
長~い座卓は、鏡のような輝きの漆塗り。

下地の木材、あるいは天井の板木材も、大木一本の側面をまるまる使用。ここでどんな京料理が出てくるのか。。😲

他にも、3枚引き戸の脇の木目まで、きっちり合わせた職人技とか。
一級の美濃和紙を使った、とある部屋の天井照明など。

なんて前知識を少々知って見学すると、その感動と技と文化の高さというか、さりげなくでもぜいたくな空間なのが伝わるという。

要人の方。。その凄さわかるかしら笑）🙄
などと余計なこと思いながら、和風な平屋の、こよなくぜいたくな空間でありました。