トドラ
ウルトラQに出てくる怪獣
突如として東京上空に出現した濃い霧で覆われた空間「四次元空間」の中に生息している怪獣。
アザラシに酷似した怪獣とされており、劇中でも「巨大なアザラシ」と呼ばれているが、外見的はアザラシというよりもオットセイなどのアシカ科に近い姿をしている。
かなり凶暴な性格で、ヒレのような前足と口には生えた巨大な2本の牙(長さは8mから11m)を武器にして四次元空間に迷い込んだ飛行機や人間に襲いかかってくる(この事から食性は肉食と思われる)。
設定上では水中を80km/hの高速で泳ぐことが出来るが、陸上では動きが鈍くなるとされている。
劇中では四次元空間に迷い込んできた超音速旅客機・206便の乗客達の目の前で突如霧の中から姿を現し、脱出する方法を探っていた一同に目掛けて襲い掛かった。
零戦の残骸を踏み潰しながら206便に接近していくが、主人公である万城目の操縦で離陸を始めた206便からの噴射圧をもろに受けて吹き飛ばされてしまい、206便の脱出を許してしまった。
出番は吹き飛ばされるシーンで終わっている為、その後の生死は不明。