鉄道の遺跡を発掘せよ!ホント発掘できるの!? 益田駅
島根県益田駅。 山陰本線が幹線として通り、山口線が分岐している駅。とりわけ交通の要所でして、かつては様々な列車が発着していました。 いろんな列車がそれはもういたんだから、乗車位置案内が眠ってるに違いなーいと思っていました。 しかし、Wiki先生や、鉄道仲間に益田駅って昔の乗車位置案内ってあるの?と問いただしても知っている方は皆無でした。 じゃあ、この目で確かめてみる手しか方法はないと思ったので、車で向かいました。 車を走らせること3時間。着きました。 ちなみに当日は山陽本線が豪雨の影響で不通のため、DD51に引かれた貨物列車が、山口線を迂回しています。山口線に貨物列車が通るのは近年珍しいことなので、大勢の撮り鉄の方が山口線沿線でロケーションキープしてました。 さて入場券を買って入ります。 しかし私はここで、事の重大さ気づきます。 ホームがほとんど改良されとるー!?(・Д・) なんと、ほとんどホームがリニューアルされています。これは出鼻をくじかれたか!? しかしせっかくなのでホームを探索します。 当駅は改札側にくっついた対向式ホームの1番線、島式ホームの2.3番ホームがあるので、先に島式ホームの2.3番にに向かいます。 跨線橋を渡りました。 するとホームの端っこが何やら匂います。 では端っこに行ってみましょう。 うーん これか? いや、待てよ ただ怪しいのがあります。 最近、ホームの石の形でさえ、 昔の乗車位置案内に見えてしまう呪いにかかってしまいました(笑) おっ何やら発掘! ん?こ、これは! なんでしょうか・・「ま」にも見えますが、まつかぜ? うっすら見ると「王」にみえるのは私だけでしょうか。 まだ探して見ると 1979 2 とありました。まるで学校の校庭にタイムカプセルでも埋めたような書き方ですが、わざわざこんなホームの端くれに埋めるわけもないし・・・ 列車番号か!と調べると1979Mヒット!しかし中央線の列車番号が出てきてまったくの関連性はナシ。 このホームはもう見渡してもなく。 こいつぁないな!(^◇^;) と思っていました・・・・が、突然乗車位置の神様が私のところに舞い降りてきました。 「汝、まだ諦めるのは、まだ早い。せっかくここまで足を運んで来たのだ」 ↑変な神様〜 という神のお告げにより(また大嘘)、私は隅々まで探すことにしました。 私は改札側のホームを見ていなかったので、1番ホームに向かうことに。 うーんホームが改良されているのにあるのかな〜。 1番ホームに来た私は、上り側鳥取方面端にに改良されてないホームを見つけました。 この端はもう見るからにして、この端側に停まる列車はなく、横にJRの詰所などがあります。(肝心なホームの写真を撮影するのを忘れてしまった(・Д・)) コレは匂うぜ〜 私は半信半疑でホームの先に行きます。 あるのか? あるのか?? あるのか⁇⁇ ん? なにやら丸いものが! すると、オオーッ!ありました。 どうでしょうコレはッ! 急行 さんべ 2号 を発掘しました! 急行 さんべは一旦、分岐点の当駅で分裂し、2つの経路たどって、また2つの列車を複数の路線で連結してまた一本になるという変わった特性をもち、離婚・再婚列車と呼ばれ鉄道サスペンスの犯人のトリックの定番でした。同系の車両で急行 あきよし がいました。 そんな急行さんべは当駅から下関駅まで、山陰本線、山口線、美祢線経由がありました。 これは、三路線とも距離がさほど変わらなかったことから実現されたルートでした。 愛称板 さんべ 禁煙車/快速 禁煙車 ○広 下関 https://muuseo.com/azuazu257/items/249 Railwayfan 当駅ー下関駅までの距離 山陰本線廻り(小串駅経由):162.8km 美祢線廻り(美祢駅経由):164.9km 山口線廻り(山口駅経由):162.8km 山口線経由は急行 あきよし にバトンタッチされます。 うーん、これで さんべ はH萩編に続き2個目です。 しかもなにやら、下に書いてあります。 出島書きしてみました。 おそらく下の字は、 山口行き と書いているように見えます。 つまり 急行 さんべ 2号 山口行き ということでしょう。 私はこれを見つけた瞬間心の中でうぉぉぉっと叫びました。 感激しました。感激のあまり、T山駅編より先に記事を仕上げてしまいました。 (ただ今T山駅編執筆中です( ̄^ ̄)ゞ) 満足した私は山口線の沿線を沿って車で帰っていると、山口線貨物列車に出くわしました。写真が撮りたかったーと思っていましたが、運転中だったので撮れませんでした・・・ おまけ 1番線足元には、何やら6という表示がありました。これも、昔の乗車位置案内の名残でしょうか・・・そのほかにも怪しいと思われるところを撮影しました。これはかなり匂います。 #コレクションログ