- amyurieru Museum
- 1F 鉱物資料
- Dumortierite 0.17ct
Dumortierite 0.17ct
<鉱物の説明>
デュモルチェライトは、1881年にフランス・ローヌ・アルプス山脈シャポノで発見され、フランス古生物学者ウジェーヌ・デュモルチェに因んで命名された。
デュモルチェライトの多くはインクオーツ又は不透明である。単結晶かつ透明度が高い裸石は少なく、完璧に近い物はなかなか無いかと思われる。
カラーは基本的に青色で、赤色や紫色等があるという。現状、赤い褐色のデュモルチェライトを1つ見たくらいで、青色以外のカラーの裸石は希少性が高そうだ。この青色はチタン(Ti)と鉄(Fe)のバランスによって作られる。
<鉱物データ>
分類 アルミニウムケイ酸塩鉱物
化学式 Al₇BO₃(SiO₄)₃O₃ / Al₆.₅-₇BO₃(SiO₄)₃(O,OH)₃
結晶系 斜方晶系
へき開 無し、一方向に明瞭
モース硬度 7-8.5
光沢 ガラス光沢
色 青系、赤系
条痕 -
屈折率 1.66-1.69
比重 3.2-3.4
<その他コメント>
2024年11月に東京都浅草石フリマ(冬)にて購入した。
裸石メインのフロアにて一周した内に2個ほど見つけた内の大きい方を譲り受けた。
大きさは0.17ctと大して大きくはないが、前々から欲しいと思っていた点と、目を付けていたデュモルチェライトよりも値段が40%程安かった為、手を付けた。
色は薄い紫色だが、内包物も大きく見た目を損なう様なものでは無いので満足している。
参考文献(敬称略)
wikipedia https://en.wikipedia.org