- amyurieru Museum
- 1F 鉱物資料
- Fuchsite 0.61ct
Fuchsite 0.61ct
<鉱物の説明>
フックサイトは、1842年にドイツの化学・鉱物学者ヨハン・ネポムク・フォン・フックスに因んで名付けられた。
和名はクロム雲母。
雲母グループに属し、白雲母にクロムを含む変種とされる。
このクロムの影響をうけて緑色になり、鈍くも鮮やかな緑色を呈している。
基本不透明で、半透明の個体もあり、こちらは光は通すが透明度が低い半透明になる。
現状ミューゼオの撮影環境では可なり明るく見えるが、ルースケースに収納していると、
透明感は感じるが不透明に近い様に見える。
他の雲母類と同じく薄く剝げやすい。
硬度云々の前に取り扱いは非常に丁寧にした方が良い。
劈開は完全でルースにするのは大変そう。
<鉱物データ>
分類 ケイ酸塩鉱物
化学式 K(Al,Cr)₂(AlSi₃O₁₀)(OH)₂
結晶系 単斜晶系
へき開 完全
モース硬度 2-2.5
光沢 ガラス、真珠光沢
色 緑色
条痕 白色
屈折率 1.552–1.615
比重 2.8-2.9
<その他コメント>
透明不透明を拘らなければ数千円で購入でき、ルースクラスにする半透明であっても万円越えた辺りで購入できる為、
マニア向けとしては其処迄高くなく入手しやすい印象でがある。
数こそは少ないものの、ミネショやネットショップを回れば1~2個は見つかるイメージなので、
入手したければ万札を数枚握っておけば良いと思う。
参考文献(敬称略)
Wikipedia https://en.wikipedia
開運なび https://kaiun-navi.jp