Forsterite / フォルステライト

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フォルステライトは1824年、イタリアのベスビオ火山のソンマ山で発見された。
イギリスの博物学者で鉱物収集家のアドラリウス・ジェイコブ・フォースターに由来している。

フォルステライトはケイ酸塩鉱物に属す。
鉄-苦土橄欖石の固溶体であるが、含んでいる鉄の割合が少なくマグネシウムの割合が多い物をフォルステライトとしている。
文献によって微妙に含み幅が違うが、基本的に総じて鉄含有が少ないという事だ。
固溶体の鉱物の話になると、どれもややこしく、ボク自身が理解しきれないので割愛する。

こちらのフォルステライトは、
例によって東京池袋で行われたミネラルの催し会場にて手に入れた。
肉眼で見ると透明度が高いのだが、無色系鉱物の撮影では基本的に少しの内包物でも白んで見える。
例に漏れず、目で見るよりも白く映ってしまった。
後日、日独宝石研究所にて鑑別書を作成、フォルステライトで仕上がった。

参考文献(敬称略)
コトバンク https://kotobank.jp
Gemic https://gem.agency

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