「ジェームズ・キャメロンの タイタニック」(竹書房/ エド・W・マーシュ 著 名木宏之 訳)

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20世紀最大のヒット作といわれたジェームス・キャメロン監督作品「タイタニック」、その制作の舞台裏をまとめたクロニクル本、写真が豊富で見応えあり。

私はタイタニックにもかなり取り組んでいたものですから、この映画の再現度には度肝を抜かれました。最初に見た時は、ストーリーより船そのものの描写ばかり見てたような…笑

序文より
エド・W・マーシュは独立系の映画作家であり、ライタ一である。これまでに彼は、「アビス」や「ターミネーター2」などのキャメロン作品で、また「スターゲイト」や『インデペンデンス・デイ」などのローランド・エメリッヒ作品で、メイキング取材を重ねてきた。
現在はエメリッヒ監替の新作「ゴジラ」を取材中である。本書は、タイタノフィル(タイタニック・マニア)を標榜する彼が、撮影開始の数カ月前から取材を始めてまとめ上げたもの。

ダグラス・カークランドはハリウッド映画に関するドキユメント写真を30年にわたって撮り続けているカメラマンである。臨場感を引き出す独特の写真報道にすぐれ、俳優やスタッフ、衣装、セット、特殊効果など全般にわたって感性ゆたかに深く掘り下げた撮影をおこなうことで定評がある。

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