- 3Sin Boardgame Museum
- 6F ウォーゲーム 大航海時代
- Tenkatoitsu -Sengoku Jidai- 天下統一 ・戦国時代・
Tenkatoitsu -Sengoku Jidai- 天下統一 ・戦国時代・
本作はフランスのHEXASIM社が発売した、日本戦国時代の合戦を扱うゲームです。フランス製なので本来のルールブックはフランス語なのですが、本品は輸出用(?)の英語版です。
1582年の山崎、1584年の長久手、1600年の関ヶ原の3つの合戦を共通のルールで再現する3in1ゲームです。長久手は特に追加ルールのない基本的なゲームで、山崎には勝竜寺城の攻城戦ルールなどが、関ヶ原には日和見と裏切りのルールなどが追加されます。
同社の同じ「Sengoku Jidai」シリーズ『Kawanakajima 1561』(2009年発売)のルールシステムを、若干ブラッシュアップして使用しています。チットで引かれたクラン(氏族・郎党)が活性化するという、このスケールのゲームではよくあるシステムですが、そこへ更にクラン毎のオーダー(モード・命令)と移動タイプ、ジンケイ(秘策・計略)による戦術の適用などの要素が加わります(しかも、1ユニット中の戦力が精鋭兵と雑兵の2種類に分かれているという凝りようです)。はっきり言って凝り過ぎで、他の人にちゃんと説明できる自信がありません。ルールブックは例示が多いのでだいぶ分かりやすいですが、それでも用語で混乱が起きかねません。
このゲームは3つの戦いがそれぞれ「コマンドマガジン誌」の付録ゲームとして日本語版が出版されています。「長久手」が144号、「山崎」が149号、「関ヶ原」が159号の付録になっています。
#関ヶ原の戦い #山崎の戦い
ターンスケール: 1ターン=30分~1時間
マップスケール: 1ヘクス=200メートル(山崎)、220メートル(長久手)、250メートル(関ヶ原)
ユニットスケール: 1戦力ポイント=70~120人(山崎、長久手)、300人(関ヶ原)