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クラッシャージョウ ―マーフィーパイレーツ―
このゲームは、映画「クラッシャージョウ」における敵基地内の戦いを再現したものです。今までのゲームとは異なり、プレイヤーによる自由度を大きくした新しいタイプのシステムとなっています。
これは映画「クラッシャージョウ」の公開に合わせてツクダホビーから発売されたゲームです。同名のTRPGより一足先に発売となりました。
マップは共通ですが状況の少し異なるシナリオが3本収録されています。
キャラクターの行動を、姿勢の変更、走る、運ぶ、射撃などそれぞれ行動ポイントを消費しながら自由に組み合わせて行う詳細な個人戦闘ゲームです。同じデザイナーによるロボット戦闘ゲームのパイロットポイント制の原型のようなものです。ただ、この行動を自由に組み合わせるという発想はAH社の『GUNSLINGER』やGDW社の『WHITE DEATH』にもあり、これがオリジナルというわけでもありません。
行動ポイントは毎ターン、キャラクター毎にサイコロを振って修正する上に、記録用紙に記入する方式なので、4~5キャラのクラッシャー側はともかく20人以上を扱うパイレーツ側はめんどくさくてやってられないのが実情です。(ゲームバランスはまた別の問題です。)
これも残念ゲームの一つですが、TRPG用の戦闘マップとかの素材としては使い道があります。
#クラッシャージョウ #個人戦闘
ターンスケール: 1ターン=不明
マップスケール: 1スクエア=約1メートル
ユニットスケール: 1コマ=1人
ルール中に「2~8人くらいでプレイする」との記載がありました。パイレーツ側5~6人対クラッシャー側1~2人なら無理なくプレイできるでしょう。それだけ人数を集めてこれをプレイするかはまた別の話ですが。