LOST WORLDS ヒルトロール ゆうれい男

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さて君は、この思いもかけぬ敵と闘って勝てるだろうか?
それは闘ってみなければ分からない。

という謳い文句で一世を風靡した『LOST WORLDS』日本語版から第1シーズンの2冊です。
『LOST WORLDS』はイギリスのNova Game Design社が1983年に発売を開始した対戦型ゲームブックのシリーズです。日本語版は日本ソフトバンクが1985年の年末に発売開始しました。地方なので入荷は年越しでしたが、入荷してすぐに入手した初版品です。それぞれのキャラクターは冊子とキャラクターシートで構成されます。

「ヒルトロール」は両手持ちの棍棒を使います。第1シーズンでは唯一身長が高く、ヒットポイントも35と標準の3倍近くあります。防具はないので防御力は低いですが、間合いを開ければヒットポイントを回復することもあります。武器を投げつけたり、掴みかかって噛みついたりと、かなり特異なキャラクターです。この「ヒルトロール」までの5キャラクターはオリジナル版でも1983年に発売された初期キャラクターということになります。

「ゆうれい男」は大鎌を持ったレイスです。ヒットポイントは8と低めですが、実体がないので物理攻撃には打たれ強いです。相手の視界から外れるとヒットポイントを失ったり、姿を消してリスタートできたり、「魔の接触」で相手のヒットポイントを奪い取ったりと、第1シーズン中で最も特殊ルールの山盛りなキャラクターです。バランスブレイカーだったのか、エラーだったのか、第二版では調整が行われて相当に弱くなったという噂です(第二版に出会ったことがないので正確には分かりません)。

#ロストワールド #レイス

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