ブラジルの瑪瑙 2021-02-01

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兵庫県 玄武洞ミュージアムで手に入れた標本。5800円の定価。

 青いのは、染めてあります。出来れば、脱色して、元の自然な状態に戻したいのですが。おそらくは、水溶性金属塩を染み込ませ、何かで定着させているので、再び水溶性塩戻せば良いわけで。酸かアルカリで炊いてみるかな。

 他に、大きくて、綺麗で、立派で、値もずーと高いのがありました。お礼に、もっと良いのを買って上げると言われましたが、これが良いと、高いのは辞退しました。

 せっかく、高いのを上げると言っているのに、安物が良いのかと、おかしな顔されましたが、僕には、こちらの方が、ずーと良いのです。
 普通は、穴が開いており、見場が悪いので敬遠される傷物の範疇の商品。実は、その傷こそが良いのです。それに、瑪瑙と言っても、ほぼ石英ばかりで、モガン石の少ないタイブ。鉱物的にも、魅力の無い瑪瑙ですが、この珪酸分を供給した孔まで有るのです。

 標本の左下の部分、この写真では下部中央に、珪酸が吹き込んだ小孔が開いてます。

 そして、この標本の出来方を予想して、どの様な経路で、この球顆が出来たのか想像して楽しむのです。

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