輝水鉛鉱 (molybdenite) 小馬木鉱山 #0110

0

石英脈中に鉛灰色の金属光沢をもつ鱗片(りんぺん)状の輝水鉛鉱が観察できます。輝水鉛鉱はモリブデンの最も重要な鉱石鉱物です。(背景はソフトウエア処理しています。)

小馬木(こまき)鉱山では、明治後期にタングステンの露頭が見つかり、1911年(明治44年)頃からタングステンが採掘されていました。1943年(昭和18年)にタングステン鉱脈の下部にモリブデン鉱脈があることが判明、途中の開発~休山を経て1984年(昭和59年)まで稼行されました。

Default