HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR

Pentaxのレンズとしては新世代のレンズだと思っていたら発売は2014年11月で今となっては随分と古いレンズであることに今更のように気がつきました。Takumarの時代からコーティングはsmc (super multi coating)を訴求してきたPentaxが新しいコーティングであるHD (high definition)コーティングを採用した最初の2本のレンズ(DA 560mm F5.6, D FA645 Macro 90mm F2.8)を登場させたのはのが2012年9月でした。DA 16-85mmはHDコーティングを採用したズームレンズとしては3本目のレンズとして新世代の標準ズームレンズとして2014年11月に登場しました。

DAレンズなのでAPS-C用で，35mm判閑散で24.5-130mm相当の画角です。ほどよく高倍率で解像度などの性能，ズーム域，サイズをうまくバランスさせたレンズです。35mm判で人気があった28-200mmのような高倍率ズームは解像度などいろいろと妥協もせざるを得ないのに対して，DA 16-85mmは明るさは犠牲にしていますが，サイズと性能をうまくバランスさせたレンズと言えると思います。

個人的にはフルサイズ用として長らくTamronのSP 24-135mm F3.5-5.6を使ってきたこともあって，35mm判換算で24mm相当からはじまるDA 16-85mmはTamronと同等のズーム域でAPS-C用レンズとしてとても使いやすいレンズです。0.26倍の近接能力も標準レンズとして非常に使い勝手がよく，基本的に旅行に行くならこれ一本でOKという万能レンズです。

このレンズによる作例を
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に置いています。

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