ケルテスのブラーム交響曲第3番

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重厚にして豪快なブラームスで、若々しさを感じさせるケルテス指揮下、ウィンナホルンが良く鳴っている。快感すら覚えます。英デッカ1962年の録音ですが、この成功は、一連のモーツァルト&シューベルト録音、またブラームス全集(死後完成)へと脈々と受け継がれていると言う事実は、ケルテス&ウィーン・フィルの相性の良さを物語っています。本盤は、その全集の布石となった一枚。生きていれば、アバド、小沢、マゼールらと同世代。

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