グッドヴァイブレーションミスターこうせつイン武道館

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日本人ミュージシャンとして、単独初の武道館ライブ
2010年5月17日に日本でレビュー済み
こうせつおいちゃん、当時30歳前後。
まだ、ソロとして、「夏の少女」や「夢一夜」さえも発売されていない頃の、ライブです。

雑誌・テレビ・ラジオかで聞いたような気がするのですが、かぐや姫を解散して、富士山のふもとに住み始めて、さびしいというか、不安というか、そんな感じが、このアルバルの前の「帰り道」「ねがい」の二つからは感じ取れます。

ソロになった時、こうせつおいちゃんは、もちろん勝算や希望や可能性を確信して、歩み始めたのだとは思いますが、そんな心境の中で放ったこのコンサートとライブ録音では、一転して、”これからやるよ! 一人でも。 神田川や赤ちょうちんを超える曲を作るからさ。”と言っているような気がします。

「ヘイ・ジプシー誘っとくれ」は、他のレギュラーで発売されたアルバムには含まれていないかも。いい曲です。

他に、「さよならの街」「私の詩」「今日は雨」「思い出にしてしまえるさ」「九州に帰る友よ」など、弾き語りするのに良い曲が盛りだくさんです。

デジタルマスター番を聞いていますが、高価ではないカーステレオやパソコンでも、通常版に比べて、音がクリアになっていることは、はっきりと気づくくらい良くなっています。

やっぱり、こうせつは、ライブが似合いますね。

最近の音が厚すぎる演奏の曲に、あきあきしている人向け。。

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