レイチャールズとクインシージョーンズ

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天才盲目ミュージシャン、レイ・チャールズ。49年「Confession Blues」でデビュー。54年には、あの歴史的傑作「I've Got A Woman」を発表。R&B/ブルースに始めてゴスペルを取り入れたこの曲で世界的地位を獲得。代名詞的なナンバー「What'd I Say」では、始めてポップ・チャートトップ10入りを果し、数多くのアーティスト達がカヴァーするスタンダード・ナンバーとして人気1960年後半にヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたレイ・チャールズの《IMPULSE!》作品。
記念すべきimpulse!からリリースされた最初の4枚のアルバムの1枚。クリード・テイラーがプロデュースし、クインシー・ジョーンズとラルフ・バーンズによるハードなアレンジが収録されている。チャールズはいつものエレクトリック・ピアノから教会的なハモンド・オルガンに変更し、トランペット奏者のサド・ジョーンズとジョー・ニューマン、テナー・サックス奏者のビリー・ミッチェルとフランク・ウェス、ギタリストのフレディ・グリーン、ドラマーのソニー・ペインを含むカウント・ベイシーのバンドのメンバーの多くを参加させた。
このレコードはビルボードのポップ・アルバム・チャートで4位にランクインし、インパルスの最初のシングルを生み出し、このレーベルの認知拡大に貢献!ジャズ・ピアニストのディック・カッツはオリジナルのライナーノーツに「稀有な才能と並外れたクラフトマンシップの組み合わせが、レイ・チャールズならではの時代を超越したクオリティと生来のセンスを示すレコードを生み出した」と書いている。

★Acoustic Sounds Series

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