Good Times!

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前作『JUSTUS』以来20年ぶり、ザ・モンキーズ結成50周年記念の新スタジオ・アルバム。
モンキーズをこよなく愛するリヴァース・クオモ(Weezer)、ベン・ギバード(Death Cab for Cutie)、アンディ・パートリッジ(XTC)、アダム・シュレシンジャー(Fountains Of Wayne)、ノエル・ギャラガー&ポール・ウェラー等が曲を提供して、アダムはプロデュースも担当している話題作。
1.“Good Times”はハリー・ニルソンによって書かれた楽曲で1968年にレコーディング・セッションを行うものの未完成に終わった楽曲で、今回はニルソンとミッキー・ドレンツによるヴァーチャル・デュエットで収められています。メンバーのピーター・トーク(9.“Little Girl”)とマイク・ネスミス(12.“I Know What I Know ”)もソングライティングにも参加していて、往年の楽曲提供者、ニール・ダイアモンド作の8.“Love to Love”(2012年に亡くなったデイヴィー・ジョーンズのヴォーカルがフィーチャーされている)やトミー・ボイス&ボビー・ハート作7.“Whatever's Right”なども収録。あと、2.“You Bring The Summer” 3.“She Makes Me Laugh”6.“Me & Magdalena”は秀逸でシングルカットされれば、ヒット間違いなしです。
尚、ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング作の11.“Wasn't Born To Follow”には「The Wrecking Crew」と呼ばれた、ロサンゼルスのトップ・スタジオ・ミュージシャンのアル・ケーシー(g)、アール・パーマー(dr)が参加している。
ひとことで言うと、『GOOD TIMES!』は佳曲揃いの良いアルバムです。

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