1944 Algeria フリジア帽の切手

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第二次世界大戦も終わりに近く、1943年にコルシカ島がナチス占領から解放された時に発行され、翌年にフランス本土で使われるようになり、同時に解放されたアルジェリアでも、祝賀切手として発行されました。自由への復帰を祝うのですから、マリアンヌとフリジア帽が登場するのは当然!だったと思われます。

フリジア帽は「耳おおい」の見えないタイプで、月桂冠の輪で飾られています。月桂樹(ローレル)は、無敵または不敗を象徴するようで、やっとナチスから自由になった今、もう2度とこの屈辱を味わうまいぞ、という決心を表現していると思われます。

↑の月桂樹を探したとき、フランスの自由を象徴するいろいろなシンボルが一覧を見つけたので画像4で紹介します。フリジア帽が、リストの一番上です。

「フリージュ」の原典「フリジア帽子」と、過去の五輪のマスコットのことは、Lab ログでご覧ください。
https://muuseo.com/tomonakaazu/diaries/16

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発行国:アルジェリア
発行時期:November 1944
切手タイトル:Marianne
制作者:design: L. Fernez / Die engrave: C. Hervé
印刷:石版リソグラフ

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