1977 Congo タコの切手

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大ダコと戦う人の図柄は、小説家で政治家でもあったヴィクトル・ユーゴーの生誕150年を祝うセットから。タコは1866年に出版された『海に働く人びと』(原題:Les Travailleurs de la Mer)からで、当時ユーゴーはイギリス領のガーンジー島に亡命していて、海が舞台の小説を書いたのですね。彼の肖像はもう少し晩年のようです。

タコは大きいですが、ツルッとしてあまり怖そうに描かれていません。

2枚目はたぶん『ノートルダムのせむし男』と若き日の肖像で、3枚目は『レ・ミゼラブル』の場面と1853年頃のユーゴー。出版時期と肖像の撮影期は、あまり関連していないようです。

発行国のコンゴがフランス領から独立したのが1960年。その後はクーデターがあり共産圏に入り、この切手の発行から数ヶ月前には軍のトップが暗殺されたり不安定ながら、1990年ごろから民主国家になる。「ニンジャ」というのが今でも反政府の抗争兵士を呼ぶ名前らしく、2022年6月の時点で在留の日本人12人は、それをどう思っているのかな、、と想像しました。

発行国:コンゴ
発行時期:20 August 1977
切手タイトル:The 175th Anniversary of the Birth of Victor Hugo, 1802-1885
図案:
Les Travailleurs de la Mer (1866)
Notre-Dame de Paris (1831)
Les Misérables (1862)

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