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- 1F 1957年のジャズメッセンジャーズ
- THE JAZZ messengers 〜 Eimo Hope / 1957年のメッセンジャーズ
THE JAZZ messengers 〜 Eimo Hope / 1957年のメッセンジャーズ
1957年の2枚目はメッセンジャーズ"と エルモ・ホープである。
しかし、これは共演ではなく、二組別の演者をレコード両面にそれぞれ配した、いわゆるカップリング盤となっている。よってメッセンジャーズはA面の2曲のみ。しかも Pacific での前作 ”Ritual" と同一セッションからの2曲である。
レコード片面分しかなかったエルモ・ホープの演奏をどうしても世に出したい Fasificが、残っていたメッセンジャーズの2曲と抱き合わせるという販促戦略に出た、まぁ貴重な一枚と言っておこう。なので内容は前作の続き、おまけだ。
B面は今回のコレクションとは関係ないので、エルモファンには申し訳ないが触れないでおく。
余白ができたので、話は逸れるが、生のアート・ブレイキーを聴いたことがあるか?と問われれば
答えは2回だけある!だ。 20回も来日したブレイキーだが国内では一度だけ見たことがある。
1961年の初来日から数えて10回目の1976年の公演で、この時はひと月以上かけて全国27箇所で演奏している!
その時のプログラムが手元に残っていて、地方都市の市民会館などを隈なく巡るまさに地方巡業といってもいい。
メッセンジャーズかベンチャーズか、である!!!
私は11月16日火曜日、東京芝の郵便貯金会館で聴いている。この時のメンバーにビル・ハードマンもいた。
2度目は、その20年も後の1986年11月、ニューヨークのアッパーウエストにあったジャズクラブ「ミケルズ」で間近に見た。この時はまだ元気な姿だったが4年後の1990年に亡くなったので、最晩年の演奏だったわけだ。
今更ながらだが、毎日ドラム叩きまくって膨大な録音を残し、世界中を駆け巡った凄いミュージシャンと言っていいだろう。
ありがとうございました。
#アート・ブレイキー #ジャズメッセンジャーズ