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PCエンジン コアグラフィックス
「PCエンジン」は、1987年10月30日に発売された家庭用ゲーム機。第4世代。ちなみに次の世代はPC-FX。
チップ開発はハドソンのため、ハドソンのソフトが多い。
CDロムを最初から接続する構想だったため、家庭用ゲーム機で一番にCDロム対応となった。CDゲームのパイオニア。そのため、HuカードとCDという2種類のソフト供給形態に対応している珍しい機体。
当初から「コア構想」と言う開発スタンスに乗っ取って周辺機器を設計・開発していたため、周辺機器との接続形態もスマートでさながらガンダムのコアファイター、コアアーマーのよう。特にCDロムロムとの接続は美しい。
反対にメガドライブは機能拡充のためのべつまくなく周辺機器を追加製作したために、ガラパゴス進化のようなごてごてしたフォルムになった。まるでビグザム。しかしPCエンジンもシャトルだけはやりすぎ。
コアグラフィックスは初代PCエンジンのモデルチェンジ版。性能は初代と同じ。
優れたコア構想により、多くの一族郎党を生んでおり、初心者は何を最初に買っていいか迷うこと必至。
PCエンジン一族:
「PCエンジン」
1987年10月30日発売。初代。ファミコン同様出力がRF端子。
「PC-KD863G」
1988年9月27日発売。モニター付き。鮮明な画像データが得られるため、編集部向け。138,000円
「PCエンジンシャトル」
1989年11月22日発売。廉価版。18,800円。CEロム接続不可のため、人気が無かった。
「PCエンジンコアグラフィックス」当機。
「PCエンジンスーパーグラフィックス」
コアグラフィックスと同時発売。グラフィックスチップを2つ搭載した高画像版。PCエンジンの上記互換機。39,800円。そのフォルムから「カニ」と呼ばれた。
「PCエンジンGT」
1990年12月1日発売。PCエンジンの携帯版。もともと供給ソフトがHuカードだったのを活かした本体。
「PCエンジンコアグラフィックスⅡ」
1991年6月21日発売。コアグラフィックスの廉価版で19,800円。
「PCエンジンDuo」
1991年9月21日発売。PCエンジン本体とCDロムロムの合体機。59,800円。
「PCエンジンLT」
1991年12月13日発売。モニター付きのラップトップ。CDロムロムとの接続可能。99,800円。
「PCエンジンDuo-R」
1993年3月25日発売。Duoの廉価版。39,800円
「レーザーアクティブ」
1993年8月20日発売。家庭用ゲーム機でLDゲームがプレイできる機器。当時アーケードで遊んでいた『サンダーストーム』や『タイムギャル』が家で遊べる、夢のような機械。ちなみに、メガドライブやメガCDソフトも遊べるすぐれもの。89,800円
「PCエンジンDuo-RX」
1994年6月25日発売。Duoの廉価版。29,800円
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