金のしゃちほこで有名な名古屋城は、天下を取った徳川家康が大阪方面への備えとして築いた城です。完成は1612年、初代藩主は9男義直で以後およそ250年の間尾張藩主の居城として栄えました。築城にあたり動員されたのは旧豊臣系20の大名で、戦力や経済力を減らす目的もありました。完成した名古屋城は、大天守、小天守を持つ本丸の他に二の丸、三の丸も作られ、大天守の上には一対の金のしゃちほこが輝き、勇壮な姿をしていました。天守は昭和20年に空襲で焼失しましたが、昭和34年に市民の熱望により復元しました。
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