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- バスミニチュアカーコレクション No.921 ウッド ダイカスケール No.159 日野 RE 富士サファリパーク
バスミニチュアカーコレクション No.921 ウッド ダイカスケール No.159 日野 RE 富士サファリパーク
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、路線バスや観光バスではなく全国の4か所のサファリパークのサファリバスをモデル化した内の1台で、静岡県裾野市にある富士サファリパーク(正式名称は富士自然動物公園)の窓枠辺りにアクセントの朱色の縁取りがあるサファリ柄の園内遊覧バスをモデル化しています。
富士サファリパークは1980年に開園した、日本最大級のサファリパークで、レストラン東天紅などを経営する九州アフリカンサファリと同じ小泉グループの経営で、九州アフリカンサファリとは兄弟関係になるようで、園内バスのデザインもロゴマーク以外は似ています。
4種類のサファリパークバスモデルの中で唯一パッケージが通常品と同じでオリジナルパッケージではありません。
実車も九州アフリカンサファリと同型の日野REで実車と一致しています。このモデルもすべて塗装で再現するなど味のあるモデルです。
開園が遅かったせいか、他のサファリパークバスより発売時期が1981年と遅く、静岡方面に出向いた折に直接富士サファリパークを訪れて入手しました。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはニシキ ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100
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