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- バスミニチュアカーコレクション No.811 ウッド ダイカスケール No.145 日野RE ワンマンバス 琉球バス
バスミニチュアカーコレクション No.811 ウッド ダイカスケール No.145 日野RE ワンマンバス 琉球バス
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値すします。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、車種は日野REの前中扉車の1種だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、日本最南端の沖縄県の琉球バスをモデル化したものです。沖縄県では1950年代前半になんと14社のバス会社が設立されましたが、その中の8社の合併や買収で誕生した昭和バスと青バスが合併し、1964年に琉球バスが誕生しました。しかし、1991年に事実上の倒産をし、2006年に第一交通産業に営業権を譲渡、現在は琉球バス交通として事業を継承しています。
1972年沖縄県は本土復帰を果たしました。米軍政権下では自動車は右側通行でしたが、1978年にいわゆる730車として、左側通行に変更されバスは右ハンドル、左ドア車が誕生しました。このモデルはそういった視点では発売時期から推察して記念すべき730車という事になります。ちむどんどんしてきました!
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド RE120 Hino ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100
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