バスミニチュアカーコレクション No.1525 TOMICA ロングトミカ 富士重工業 セミデッカー L4 日の丸自動車興業

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トミカNo.41 富士重工セミデッカー型バス(S=1/148)が発売されて間もなく、ロングトミカのシリーズに富士重工セミデッカー型バス(S=1/100)がL4の番号を与えられて発売されました。
路線バスに比べてフロアの位置を上げて、ボディデザインもルーフを一段高くし差別化を図るセミデッカーが1970年代に入ると各ボディメーカーから登場します。
富士重工業では13型をベースに、1973年に初期のフロントのすぐ後ろのルーフから一段上がるS型セミデッカーが登場、1975年にはこのモデルとなった窓1個分後ろでルーフの段差がつくG型と呼ばれるセミデッカーが登場しました。いずれも当初は観光バスの上位モデルとして人気を博しましたが、フルデッカーやスケルトンタイプ、そしてハイデッカー、スーパーハイデッカーの登場などで、次第に姿を消しました。
1976年10月にNo.L4のバリエーションとして発売されたのが、東京の日の丸自動車興業の真っ赤なセミデッカーです。No.984トミカNo.41 富士重工セミデッカー型バス 日の丸観光バスとして、同型のレギュラートミカを紹介しています。
日の丸自動車興業の観光バスは1963年に東京のタクシー会社の日の丸自動車興業の貸切バス事業者として発足しました。
現在では、一般貸切バスの他、観光周遊バスとして屋根のない2階建てオープントップバスを用いた「スカイバス」・「スカイホップバス」および水陸両用バスを用いた「スカイダック」を運行しています。
1970年代後半に導入された、豪華観光バスをモデル化していますが、日の丸自動車興業の実車はサイドウインドウがカーブガラスで後部には窓が無い、個性的なデザインのモデルでした。ロンドンバスのような真っ赤なボディデザインが人々の注目を浴び、個性的なデザインのバスは他社との差別化に成功しました。当時は国鉄バス、はとバス、都バスがミニチュアカーバスの定番であったので、観光事業者のバスをモデル化されたことはコレクターにとってうれしい1台でした。昭和の息吹を感じるモデルです。
両サイドはタンポ印刷、フロントはシールの混成ですが、現在のタンポ印刷と比べるとキレが悪いですがコストを考えると当時のタンポ技術はこの程度だったのかもわかりません。
このモデルのおおよその大きさはL:115 W:25 H:28 S=1/100、裏板にはtomica No.L4 〇にフ(旧富士重工業マーク) SEMI-DECKER TYPE BUS MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはTOMY、ブランド名はLONG TOMICA スケールはS=1/100

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