USなRAM
ポールのアルバムの中でも特に大好きな「RAM」。 うちには再びレコードを集め始めた頃出会ったUKオリジナル盤がありまして、その豊かな響きに大変満足でしたので「これがあれば充分!」とずっと思っておりました。そんな所へ先日、ひょんな御縁で USオリジナルなRamが我が家へやって来まして、その音というのが、想像以上に楽しくてびっくり! アルバムを通して、一音一音が非常にクリア且つ大きいので、楽器は勿論ボーカルやコーラスまでそれぞれの動きがはっきり聴こえまして、 まるで音の遊園地や〜!😆 でも音が強めだからといって決して煩いという事はなく、ひたすら心地よく楽しいという。もう楽し過ぎて、お迎えしてから3日間、時間あれば聴いてました♪ただこのUS盤、A面マトは普通に 【SMAS-1-3375-Z6 ・ Ew/N 2 ✲】なんですが、B面マトリクスがちょっと変わってまして。 【SMAS-2-3375-TEST ・3 ✲】 TEST!そう、何となくB面だけくテスト盤っぽいんです。って事は、音がすごいと感じるのはそのせいなのか?それともUS盤全体的にこの音なのか…?嗚呼、気になって仕方ないぞもうっ!…となれば、最近の傾向として言わずもがな ノーマルなUSオリジナル登場!沼った!🤣どうせならTEST君と条件を揃え、LAプレス&A面似たようなマトのもので比べたいけど、でもそんな都合良く出てくる理由ゃないよな〜……でも念の為!と試しに漁ったユニオンで、このA面全く同じマトのLAプレスを見つけました👍✨ちなみにB面マトは、SMAS-2-F33 ・2 ✲ (B面はスライスじゃない🍏でした〜) * …で、まずはマトが同じA面をそれぞれ回してみましたが、当たり前ながら気持ち良い位同じ音!という訳で、ではTEST君とF-33君、B面どれくらい違うのか、はたまた全然変わらないのか、早速比べてみたのですが、結論はとても早く、もうTEST君の一本勝ち!F-33君も全然良いんです。が、TEST君と比べてしまうと全体的に音が優しいというか、謙虚。本当にわずかではあるんですが、でも確実にTEST君より抑え気味。圧高めな同じF-33君のA面と比べても、抑え気味。逆にTEST君の方は、まるでUK盤かの様に粒立っていて非常にクリア。且つUK盤よりもそれぞれの音がA面同様強めなので、エッジが効いてるというかキレッキレ。ギターは艷やかだし、ベースやドラムはとても力強い。そして音が大きい分、ボーカルがより身近に感じます。特に大好きなラストナンバー「Back Seat Of My Car」冒頭の、ボーカルとセルフコーラスが合わさっていく所とか、もう本当にグッとくるというか、たまらんというか、悶えます🔥 何で片面テストなんて盤があるのか、私には分かりません。でもこういう盤との出会いも含めて、レコードやっぱ楽しい〜😆🎵 *過剰にエコーがかかってたり、アルバムの収録曲や順番変えちゃったりetc...US盤はどうも自分の中でまだイメージ良くなくて、ジョージ以外のソロ作品についてはそんなにだったんですが、考えてみればジョージのマストパスだってUSはかなり面白いわけで、今回の件で食わず嫌いはいかんなというか、…色々食べてみたくなってしまいました😂天高く、沼肥ゆる秋…なのでした♪ おしまい。 Ram (US①) https://muuseo.com/r0046/items/526 利右衛門 Ram (US②) https://muuseo.com/r0046/items/524 利右衛門 Ram (UK) https://muuseo.com/r0046/items/93 利右衛門