[宝石の魅力130] No.3 スぺサルタイト

0

『ナンバリング好き』という謎の称号を自称してますが、バイブル的図鑑の掲載品を忠実に収集していくコンセプトが好きです。その実践 第1弾は宝石編^^対象バイブルは→カレン・ハリル著、ガイアブックス 2009年発行『ジェムストーンの魅力』宝石の種類だけでなく、130個の掲載ピースの色や産地などの特徴一致も意識しながら、バイブル・フルコンプリート達成を目指す?果たしてどこまで進めるか。

今回は カタログNo.3 スぺサルタイト(満礬柘榴石)です。カタログPage28

主要色は赤、赤みを帯びたオレンジ、鮮やかなオレンジ、黄味を帯びた茶、海老茶、茶
 純粋なスペサルタイトは柔らかな橙色だが、アルマンディンの含有率が上がると赤~海老茶色味が増していく。

主要産地は パキスタン、オーストラリア、スリランカ、米国、スウェーデン、ミャンマー、ブラジル、ナミビア、中国、ナイジェリア

6つあるガーネットの端種の1つでアルミニウムとマンガンの柘榴石。Mn元素が起因してオレンジ色を示す。1990年代初頭にナミビアで初めて見つかった鮮やかなオレンジ色が美しい柘榴石が『マンダリン・ガーネット』と呼ばれて知られるようになった。フレッシュな柑橘系フルーツのイメージですね。実物の石はネオン感もあってとても美しいです。

カタログ掲載のピースは、マンダリンのなかでも結構赤みが強い個体かな?この色も凄く綺麗ですよね。今よりもっと、この色に寄せられる個体を今後も探索していきたいです。

Default