- oogakih Museum
- 1F 第二次大戦前、中期
- TELEFUNKEN フィールドコイル、励磁型フルレンジスピーカー 20cm
TELEFUNKEN フィールドコイル、励磁型フルレンジスピーカー 20cm
1930年代 ドイツ、TELEFUNKEN社製励磁型フルレンジスピーカー 外径は20センチ
フィールドコイル巻き紙に
Feldspuls 120V 62mA
SH Zub.Bv.7603/45 Ausg.II
Tel. Bv. 657 a
とある。
口径:内寸 約18.5センチ(実測) 外寸 約20.5センチ
スパイダーダンパー
定格 Bv.7603
外寸 205mm
直径 195mm
コーン紙の深さ 145mm
Moving coil ca.14Ω impedanz
Field coil 120v/652mA 1.7K
高級ラジオのためのスピーカーである。ラジオ本体のアンプ部から電源を供給される。センターダンパーを採用。20cmクラスのフルレンジスピーカーでは他にフェノリックスパイダーを採用している型もある。インピーダンスが15Ωほどだったり、4Ωほどだったり用途に応じ様々な型が製造されたのだろう。4Ωの型はフレームにマッチングトランスを積んだ固体もあるので長距離の伝送に対応していたと思われる。
定格より低い電圧を供給したとしても常時使用するには製造から70年あるいは80年以上経ているということを十分理解する必要がある。