第二次大戦後 東ドイツ、ソビエト・ロシア編
第二次大戦後ドイツ帝国が東西に分かたれ、それに伴い企業も分割された。東ドイツではRFT(Radio Funk Techinik)がVEB, Koelleda等のメーカーを傘下に収めた。旧ドイツ帝国時代の技術を元に独自の発展を遂げた。業務用はもとより民生用のラジオ、後にはテレビ、ミニコンポなども手がけている。
RFT (Rundfunk-und Fernmelde-Technik) ラジオ・テレビ放送技術
第二次大戦時における、ドイツ各工業メーカー跡地に設立された工場から生まれた、東ドイツの放送、音響製品を集約した組織である。使用する機器は主として、ライプツィヒ、ベルリン、チューリンゲンにある工場で作られたものである。
代表的な工場群
・Bad Blankenburg in Thuringen, VEB Fernmeldewerk Bad Balnkenburg
・Bautzen, VEB RFT Fernmeldewerk
・Berlin-Oberschonenweide, Institut fur Nachrichtentechnik des VVB RFT Nachrichten-und Messtechnik Liepzig
・Berli -Oberschoneweide, VEB Werk fur Fernsehelektronik, fruher WF-VEB Werk fur Fernmeldewesen
・Berlin,RFT Kombinat VEB Funk -und Fernmelde-Anlagenbau
・Berlin,VEB Applikationszentrum Elektronik
・Berlin, VEB Messelektronik
・Berlin, VEB Sternradio Berlin
ソビエト・ロシアの第二次大戦前・中期の技術は分からないが、ドイツ帝国の降伏時にKlangfilmから技術者ごと接収し、音響技術の発展に利用した。パワーアンプでは送信管を使用した大出力の機材が作られ、スピーカーシステムも大口径ウーファーといくつものホーンツイーターを備えた大型の装置が作られた。すべて大講堂や広場等々での宣伝が目的である。
パプリカ
2022/01/30このルームの画像の大型の装置がスピーカーなんですね。アイテム追加も楽しみにしています
めろでぃや МЕЛОДИЯ 〜失われた音を追い求めて〜
2022/02/02 - 編集済みおはようございます。お返事が遅れてごめんなさい。中央の女性の前にある装置はアンプやレコードプレーヤー等です。この絵に描かれている装置類は本来、劇場等で使われる業務用で家庭用ではありません。スピーカーシステムも一般家庭に収まるような持ち運びができる小型のものではありませんでした。
パプリカ
2022/02/14教えていただいてありがとうございます。家庭用ではないんですね。さすがに大きすぎますものね。技術の進歩はすごいです…。