- omaharuge102 Museum
- 22F サブカル図書室
- 幻の怪談映画を追って
幻の怪談映画を追って
必殺シリーズのファンから業界人となった山田誠二氏。山田氏は「怪談映画」のファンでもありました。その山田氏がエロ・グロで有名だった新東宝→大蔵映画の、フィルムの所在があやふやで幻となっていた怪談映画を発掘する過程を、自身の生い立ちも交えながら記した書籍です。当時のスタッフのインタビューも載っていて、ワンマン社長と言われていた大蔵貢の人となりも窺えます。巻末には新東宝・大蔵映画の怪談全作が紹介されていますが、フィルムが現存していない作品もあって、二度と観られないと思うと残念です。
当館にも展示している三本の怪談映画のビデオ化は山田氏が自腹で行ったそう。相当のファンでもなかなか真似出来る事ではありません。
#怪談 #映画
https://muuseo.com/omaharuge102/items/295