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大蔵映画・怪談3本立て
今の「ジャパニーズホラー」の原点…ではないかも知れないビデオを発掘したのでここにご紹介。製作年順に並べたので少々紛らわしいかも知れませんが。
おどろおどろしいジャケットの怪談映画のビデオ3本です。今では成人映画専門となった大蔵映画製作です。実際「怪談バラバラ幽霊」は成人指定での公開だったようです。
東宝から分裂して出来た新東宝の社長に収まり、経営立て直しを図った大蔵貢がワンマン社長で、新東宝を追われて作った大蔵映画。最初の頃は一般映画も製作してまして、その頃に製作したのが新東宝で好評だった怪談映画。そのうちフィルムが現存するものをソフト化したという事です。現在はDVD版が発売されてます。
エロ・グロで観客の興味を引こうとした大蔵社長。3作とも際どいシーンがありますが、今見ると微笑ましいくらい。それよりも若干くたびれた(失礼)女優さんの演じる幽霊が妙に生々しくてリアルにゾッとします。
最初の「沖縄怪談~」というのは2本立てではなく、これで一本の映画なんですね。沖縄での話の中で劇中「昔中国でこんな話があって…」と、無理矢理別の話を挿入したという強引な作品。米国製ホラーSF「太陽の怪物」と抱き合わせて「世界怪談集」と銘打って公開。パッと見3本立てと錯覚させる興行で、これはもう詐欺じゃないかとw
#ホラー #ビデオ
https://youtu.be/OaIXtRHtWTs
Jason1208
2018/11/16新東宝映画といや、《キリヤマ隊長》役で知られる中山昭二氏が、憲兵モノの主役を演ってましたね。
大蔵貢社長という人もいろいろ逸話の多い人で、有名なのは“女優を愛人にしていた”と非難されたら、“違う。もともとオレの愛人なのを女優にまで磨き上げたんだ”と反論していたとか。^^;
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オマハルゲ
2018/11/16胡散臭さでは大蔵さんが一番でしょうね。大映の永田社長も「ガメラのアイディアはワシが考えた」などと言っていて、負けてはいませんがw
とにかく映画会社の社長は皆キャラが濃いですw
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kinggidoko
2018/11/16観てみたい気はしますが、勇気もいりそう・・(笑)。
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オマハルゲ
2018/11/16ドロドロした男女関係が描かれますが、知ってる俳優が出て来ないので、逆にリアルさが増してます。再現フィルムを見ている感じというか。
特殊メイクもチープですし、特撮も殆どなし。でも却ってその方が怖いんですよ…。
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tomitaro1899
2019/02/09昔はこんな日本映画が多かったですね。
またこれが途方もなく面白かったんですねぇ。
よく見ると不合理なところも多くツッコミどころ満載なのですが、そこはそれ、見る側も作り手の意図に協力していたので問題なく堪能することができました。
最近の作品は規制が多くて楽しめないですね。
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オマハルゲ
2019/02/09コメントありがとうございます。
最近の日本製ホラーは原点に立ち返った方がいいと思います。
某秋元原作の某映画なんかオカルティックなシーンがTV放送で生中継されるなんて言語道断な話。オカルト舐めんな! ですよw 愚痴っちゃって失礼しました。