Shall We Dance
アステアマニアを自負しているし、関連グッズなどではなく「映画のアステア」を大好きでいる自分なれど、恥ずかしながら、この作品と前作『有頂天時代』は混同してわからなくなってしまう(コロンビアに於けるリタ・ヘイワースとの2作品もだ)。
バレエダンサー役というのが、それだけでまず笑わせてくれるが、「Slap That Bass」や「They All Laughed」の中で、ちょこちょこと茶化した風に小出しにしてくるポーズにもニヤつかされる。
「Let's Call the Whole Thing Off」でのローラースケート……ジンジャー、えらい!
題名にもなっている「Shall We Dance」、タイトルだけだと『王様と私』の同名異曲が有名だが、こちらのガーシュイン版の方が好き。
最後の「大勢のジンジャー」は少し怖いがナイスアイディア。
そして「They All Laughed」での衣裳はとても素敵。実際は何色なんだろうと想像したくなる。やっぱり赤とオレンジと黄色、とかだろうか。